芸歴50周年を記念して、来年2月28日から3月8日、3月15日から24日までの20日間にわたって東京・国立劇場で行われる本独演会。桂文枝、笑福亭鶴瓶などの豪華ゲストも日替わりで出演する。文珍は「1969年から満50年。ひとつの節として会をやろうって。10年前に国立劇場で10日ほどやらせてもらって楽しかったので、今回は20日間貸してくれるところを探したんです」と経緯を説明。「20日間ですので40本やらせてもらおうと、鉄板ネタをずらり揃えました。上方らしい話をドドーンとやらせてもらおうって。おしゃべりのアスリートとして話芸を楽しんでいただきたい」と笑顔を見せる。
「どれもこれも思い切った大きなネタを出しております。お客様に楽しんでいただくのが一番。20日の間にお世話になっている先輩や仲間も出てくれます。20人のゲストがずらり、日替わりです。日本の皆さんに大いに落語で笑っていただきたい。感謝を込めてやらせていただきたい。1600人のほどの会場ですが、20日間で3万2千人どうにかしないといけない。みなさんにも協力お願いします」と報道陣に呼び掛けていた。
(取材・文:名鹿祥史)