「この日紹介されたのは、いわゆる『教師いじめ』。かねてから物議を醸している神戸市立東須磨小学校での事例に限らず、熊本や奈良、兵庫の学校などでも、『死ね』と言われたり、顔を殴られた、パワハラを受けたなど次々と問題が発覚。さらに、福井県若狭町ではかつて、いじめの果てに教師が自殺に追い込まれるという痛ましい事例があったそうです」(芸能ライター)
番組では、そんな“いじめ”が起こる背景として、モンスターペアレントへの対応や学力低下への取組、新人の教育など、過酷とも言える労働環境を挙げていた。
ところが、志らくは別の世界に置き換えて論じ始めたのだ。発言をプレイバックしてみよう。
「だって、忙しい、大変と言ったらサッカーの世界なんか冗談じゃないと。先生も大変だけど、私たちもどれだけ練習してきたんだと。当然いじめみたいなものは人間関係であるけど、こんな陰湿な、自殺者が出るなんてサッカーの世界では聞いたことないでしょ?」と、元サッカー女子日本代表の石清水梓に質問していた。
また志らくは、自分が修行していた頃と比較し、「(教師も)大変なのはよく分かるが、前座時代は自分の時間はないし、朝から晩まで食べる暇はない」と振り返り、さらには「夜中3時に『ゴミ捨て』に来いと言われ、(言う通りに捨てると)帰りの電車賃がないのに『陸はつながってるから歩いて帰れ』と言われた」など、師である立川談志から理不尽なことを言われたと回顧。
そして、「落語の世界にいじめはあっても、自殺するようないじめをするような奴は出て来ない」と主張していた。
だが、そんな志らくの持論に、SNSでは「何にもわかってない こんなに浅はかな考えの人だとは思わなかった」「あんたが夜中だか朝方にゴミ出しするとかの苦労話はどうでもいいし、同等に苦労を語るのは間違ってる」と志らくの無理解に失望するユーザーが殺到していた。彼にはコメンテーターぐらいがいいのかもしれない。