収入アップやビジネス思考についてなどの著作を多数世に送り出し、彼女をロールモデルとした「カツマー」と呼ばれる女性たちも話題になった勝間氏。プライベートでは2度の結婚と離婚を経験、3児の母としても知られていた。
そんな勝間氏だが、28日にメディアを通して現在同性と交際していることを報告。お相手の女性は渋谷区の同性パートナー制度第1号となった増原裕子氏だという。ふたりは今年1月頃から交際をはじめ、現在は2人で暮らしているという。
同性愛について、勝間氏は学生時代から女性を好きになる感覚はあったものの、気持ちに蓋をしてきたが、友人の紹介で同じ高校の後輩だった増原氏と出会ったことをきっかけに、LGBTの理解も深めたという。勝間氏はカミングアウト後、ツイッターに増原氏とのツーショット写真をアップ。「おばさんずラブ」などとつづっていた。
このカミングアウトに、勝間氏のツイッターには、乙武洋匡氏から「早く“渾身の”なんて意気込むことなく、さらりと自然体で周囲に伝えられる社会にしていきたいですよね」、津田大介氏から「こうやって少しずつ社会は変わっていくのだろう」といった声が集まっているほか、増原氏の前のパートナーである東小雪氏からも「素敵なおふたりのあたらしい関係を祝福して、心から応援しています!」といった祝福が寄せられた。
現在、LGBTが一般的に浸透し始める転換期、過渡期だと言われているが、知名度の高い勝間氏のこのカミングアウトが、苦しんでいるLGBT当事者を救うきっかけのひとつになることを願う。
記事内の引用について
勝間和代公式サイトより http://www.katsumaweb.com/index.php
勝間和代公式ツイッターより https://twitter.com/kazuyo_k