香取はこれまでにも、日本財団パラリンピックサポートセンターの壁画や、高級ブランド、カルティエとのコラボ作品を制作し、各所でアーティストとしての才能を認められてきたが、今回は日本文化の魅力をフランスに紹介する「ジャポニスム2018響き合う魂」事務局に、これまでの香取の表現活動を評価された形だ。要するに、芸能人としてではなく、文化人としての評価がなければ実現しない。
香取も現地入りした報告のInstagramを更新し、ルーブル美術館でのショットを掲載してファンを喜ばせている。「初個展がルーブル美術館なんてすごすぎ。世界の香取になっちゃう」「おめでとうございます。さすが慎吾さん」「テレビの地上波とは違う新しいステージで、思い切り開花してほしい」「その道でトップになった人が40歳を過ぎて更に開花する事は、なかなか出来ないもの」と称賛と感心の声が挙がっているようだ。
香取はこれまでにも自身のInstagramなどで、画材屋に足を運んだり、仕事の合間を縫って地道に作品づくりに取り組んでいることを報告していたが、名前だけが先行するアーティストとならぬよう、こういった努力を重ねる点も、ファンの心をとらえる理由の一つであろう。
それに、香取の魅力は取材に来た記者らにも丁寧な対応をするところにもある。記者たちの間でも、香取の態度は評価が高い。
「元SMAPスマップの3人とも礼儀正しいのですが、特に香取さんはリーダーのように場を仕切り、場の空気を作るように努力しています。記者にも気を遣っているのがすごく分かり、パラリンピックのイベントの際なんて、最後に一人残って、『今日は集まってもらってありがとうございます。これからもよろしくお願いします!』と深々と頭を下げて帰って行きましたよ」(芸能ライター)
多方面で実力が認められても、決して調子に乗らない姿勢が人を惹きつけるのだろう。
記事内の引用について
香取慎吾の公式Instagramより
https://www.instagram.com/katorishingo_official/