楽しく歓談する集団のなかに怪しいモヤのようなものが浮かんでいるのがおわかりになるだろうか。
このモヤをよく見ると上部に顔のようなものが浮かんでいるのだ!?
これは作家・オカルト研究家の山口敏太郎が10年以上前に開催した忘年会でのスナップ写真である。
「山口敏太郎が開催」ということなので話題の中心は当然、心霊体験やUFO・宇宙人の目撃などオカルトを中心とした飲み会となる。
一種の「百物語」の状況と同じ状況となってしまったのだろうか…この写真に浮かんでいる顔はまるで苦渋の表情や笑っている表情でもなく、ただそこに座っているかのように穏やかな顔をしているように見える。
なお、山口敏太郎の話ではこの時には湯気が出るような料理はすでに食べ終えており、タバコを吸う人も近くにいなかったと記憶しているという。では、このモヤの正体は一体なんなのだろうか…?
実際、このような心霊好きが集まるようなイベント・飲み会では様々な心霊現象が報告されている。
2011年5月に中野のバーで行われた僧侶・怪談師の三木大雲住職と山口敏太郎の怪談トークライブでは、トークをしている三木住職、山口の後ろを何者かの影が横切るという一幕があった。
三木住職が指摘したとき、観客たちも何者かの気に感づいていたようだが、その正体はよくわからず撮影していた動画にも特におかしい点はなかった。
なお、三木住職は当然のことながらシラフでトークを行っており、決して酔っていたというわけではないということを付け加えておきたい。
霊体ももとはやはり人間。ひとりは寂しいし、できる限り人の輪のなかに入っていきたいのかもしれない。
山口敏太郎事務所の開催するイベント・飲み会は幽霊の方はもちろん、宇宙人の方、未確認生物の方(?)でも、基本誰でもウェルカムである。気がついたら是非、フラッと立ち寄っていただければと思う。
(山口敏太郎事務所)