6月に同王座決定戦を制し、新王者となった潮崎だが、初防衛戦の相手はいまだに決まっていない。そんな中、今月末には、三沢さんの追悼大会が控えている。
かねてよりこの大会で「防衛戦をできたらいいですね」と語っていただけに「三沢社長が作った団体のベルトだし、GHCチャンピオンとしてタイトルマッチで締めて終わらせたい気持ちはあります」とメーンでの防衛戦を熱望する。
さらにその週末には大阪での試合も控えており、「その大会もメーン? 願わくば、そうなってほしい。三沢社長の追悼興行というのもありますけど、自分自身がチャンピオンとして上を目指すためにも、そういう環境に身を起きたい」と続けた。
1週間で2度の防衛戦という過密日程も臨むところ。そのためにもまずは初防衛戦でベルトを死守することが絶対条件。ノアの若武者はその日を今や遅しと待ちわびている。
◎仮面ライダーWと三沢さんのコラボTシャツ販売
故・三沢光晴さんの追悼興行でもある10・3ノア大阪大会で、仮面ライダーW(ダブル)と三沢さんのコラボレーションTシャツを販売することが分かった。
同大会では仮面ライダーWショーが開催される。仲田龍相談役によれば、仮面ライダーの“参戦”は、三沢さんの生前から決定しており「子供たちのプロレスを見るきっかけになれば」と発案したのが始まりという。
さらに「東京では7月4日にディファ有明でお別れ会があったけれど、関西のファンにもお別れの場を設けたい。田上社長にお願いしたい」(仲田相談役)と献花台の設置を依頼する予定で「仮面ライダーも(献花に)来てくれれば故人も喜ぶのかな」と呼びかけていた。