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【新日本】イッテンヨンをHey!Say!JUMP伊野尾慧も観戦!来年はジャニーズ並みの札止めを!

 11日に放送されたフジテレビ系列『めざましテレビ』の“伊野尾ピクチャー”で、ジャニーズのユニットHey!Say!JUMPの伊野尾慧が、新日本プロレス1.4東京ドーム大会のパンフを手に約3万5000人集まった観客をバックに撮った写真を紹介していた。

 伊野尾は昨年、仕事でプロレスラーと知り合ったのがキッカケで、今回のドーム大会が人生初のプロレス観戦。Hey!Say!JUMPは、昨年大晦日に初出場したNHK紅白歌合戦、ジャニーズカウントダウンライブを挟んで、12月30日と今年元旦に東京ドームで公演を行っており、伊野尾にとってはかなり新鮮に映ったようで、「東京ドームで見るプロレスの迫力は凄かったですね。オカダ・カズチカさんのレインメーカーからエビ固めが凄かったです」と興奮気味にコメント。これには、女子プロレス中継で本格実況デビューした三宅正治アナウンサーも嬉しそうだった。

 3万4,995人の大観衆を集めた今回の1.4ドーム大会だが、SKE48の松井珠理奈がスペシャルアンバサダーに就任し、期待以上の広報活動を繰り広げるなど動員に大きく貢献した。前売り券は前日の時点で3万2,000枚を超えるなど、平日開催とは思えぬスピードでアリーナ席は12月の早い段階で完売。スタンド席も見切り席や、外野スタンドなど未開放の席以外はほぼ埋まっていた。伊野尾に限らず、芸能人や著名人が観戦する姿も数多く見られ、彼らがSNSで発信したことも、ツイッターのトレンド世界1位になった要因の一つと考えてもいいだろう。

 「ライトスタンド…ガラガラ!レフト…ガラ空き。上のほうも空いてるところが、まだまだある!レインメーカーに任せなさい!しっかり! 超満員札止めの! 東京ドームを見せてやるからな」

 メイン終了後のマイクでオカダはこのように叫んだが、90年代はステージセットを縮小してでも見切り席を極力減らし、外野席もセットの真横までギッシリ埋めていた。あれだけ入ったように見えた今回の大会で、(超満員)どころか(満員)マークすら付けて発表しなかった新日本も、オカダもまだまだ満足していないことが伺える。オカダなら東京ドームの先…すなわち新国立競技場での大会開催も視野に入れている可能性も高い。アメリカWWEが毎春に開催している世界一のプロレスイベント『レッスルマニア』を集客で超えるには新国立競技場をギッシリ埋めるしかないからだ。

 その前にやっておくべきことが、東京ドームを札止めにすること。ちなみにジャニーズはプロ野球が実数発表になってからは、5万5,000人で発表している。90年代のドームプロレス最盛期は、マイク・タイソン初来日試合での観衆を基本に考えられたとされる東京ドーム大会の観衆は、6万人以上の発表が当たり前になっていた。主催者発表では2002年にK-1(旧)が記録した74,500人となっているが、関係者によると「まだ猪木さんの引退試合(1998年に7万人で発表)を超える公演はない」とのこと。これはドームの回転扉に付いているカウンターが証明しているという。確かに当時のK-1の大会は、新日本よりも巨大なステージセットを組んでいたので、客席は埋まっていたが、発表に違和感を覚えるものがあった。

 チケットが完売すれば、何人で(札止め)マークを付けても構わないのだが、黄金時代完全復活を印象づけるには、ジャニーズの平均動員数である5万5,000人(ちなみにジャニーズ勢の東京ドーム最多動員は2007年KinKi Kidsの67,000人)をひとつの目安にしてもらいたいところ。カレンダーで来年以降の1月4日の曜日を見ると、2019年は金曜開催、2020年は土曜開催と、地方からのファンも見込める週末開催に突入する。ここで一気に5万人の壁を突破して、東京ドーム札止め神話を築いてもらいたい。

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