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『女版ジャニーズ』に異名もある事務所が、突如ファンイベントを開催した狙い

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内山理名

 女優の内山理名、桐谷美玲らが所属する芸能事務所「スウィートパワー」と、俳優の高杉真宙、岡田健史らが所属する「スパイスパワー」のファンイベントが6日、都内で行われたことを、各スポーツ紙が報じた。

 各紙によると、スウィートパワーの創業23周年で初のファンイベント。スケジュールの都合で参加できなかったタレントを除く、総勢13人が参加したという。

 開会前、事務所の“長女”である内山は「私たち自身も(同イベントの)企画から関わっているので、楽しんでいただき、自分たちもファンの方たちと一緒に楽しめたら」とあいさつ。

 イベントでは、スカウト当時の写真やエピソードが紹介された他、ハロウィーンのコスプレも披露されたというのだ。

 「女優・俳優業がメインの事務所ではなかなかファンと交流する機会がないので、ファンにとってはいい思い出になったのでは。とはいえ、ここに来て急にファンイベントを開催したのは、特別な理由や狙いがあったはず」(芸能記者)

 開催した背景には、業界内で流れ始めている、同社の経営危機説を払拭する狙いがあったようだ。

 「もともとらつ腕で知られた女性社長だが、徹底的な管理で女性タレントを育て上げ『女版ジャニーズ』と呼ばれていた。しかし、いつの間にか俳優業にも手を伸ばし、事務所のスタッフたちの仕事量は増える一方。激務に耐えかねてどんどんスタッフが辞めてしまい、一部週刊誌などで経営危機が報じられた。そういうムードを吹き飛ばすための開催だったようだが、スタッフが少ないので内山の発言のようにタレントたちも企画に関わらざるを得なかったようだ」(テレビ局関係者)

 スタッフは離れてしまったが、タレントとたちの退社はなんとか食い止めているようだ。

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