問題となっているのは、「はるやま」が1日にツイッターにアップした「アイシャツのある生活 キャンペーン」のCM。「ノーアイロン」を謳うYシャツを打ち出したもので、家事や子育てに忙しく、アイロン掛けにまで手が回らない妻が、ノーアイロンのこのYシャツにより、アイロン掛けをしなくても済む、というストーリーになっていた。
しかし、動画の中で妻が「時間にとにかく余裕がない」「旦那さんより早く出勤してしまう時もあれば夜遅い時もあるので」など、時間の無さに悩んでいる様子を見せているのに対し、夫はご飯を食べたり、ソファでくつろいでいるのみ。最後には、女性の「ちょっと楽になった」「助かった」と、家事が減ったことを喜ぶ声が挿入されていた。
しかし、このCMがツイートされると、「はるやま」公式ツイッターには、「いやいや、自分で着るシャツくらい夫がアイロン掛けなよ…」「今どき家事を女性しかやらない描写ってどうなの?」「妻の負担が減ることが愛であるかのようなネーミングが非常に気持ち悪い」という声が殺到。女性がアイロンを掛けることが当然となっており、夫が家事を全く手伝わない様子について困惑の声が寄せられた。
「CMでも、夫婦共働きの様子が描かれていましたが、今や共働き家庭が多く、専業主婦・主夫層を上回っている状態。家事や育児も分担することが当たり前になっている中で、アイロン掛けが妻の仕事であることが当たり前、かつ、アイロン掛けが無くなることで、妻が助かるという構図に違和感を抱いた共働き女性も多かった様子。実際に、『うちの夫は自分でアイロン掛けるわ』『うちは普通に家事分担してるから違和感しかない』という指摘も聞かれてました」(芸能ライター)
共働き時代に相応しいとは言えないこのCM。Yシャツの宣伝の前に、バッシングが相次いでしまっていた。
記事内の引用について
はるやま公式ツイッターより https://twitter.com/HARUYAMAONLINE