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R-1ぐらんぷりで功績を残したユニット芸人

 今年は、ピン芸人のじゅんいちダビッドソンが優勝した『R-1ぐらんぷり2015』。02年からスタートしたピン芸人日本一決定戦は、昨年がやまもとまさみ、13年は三浦マイルドなど、文字通りピン芸人が優勝している。しかし、コンテストのブランド力を世に知らしめたのは皮肉にも、普段はコンビやユニットで活動している芸人だった。

 同コンテストは、後援する関西テレビから誕生したため、最初は関西ローカルだった。しかし05年、芸人アイドルユニット・吉本印天然素材の頃は大人気だったものの、その後、表舞台から消えたほっしゃん。(現:星田英利)が、まさかの復活初Vを遂げたことで、業界から熱視線が注がれた。

 翌06年、九州で絶大な人気を誇っていた漫才師の博多華丸・大吉の博多華丸が、児玉清(故人)のものまねで優勝。無名だったふたりの名を、一気に高めた。ふたりは、昨年末の『THE MANZAI 2014』でも優勝。漫才とピンのメジャー2大コンテストを制する、前人未到を達成している。

 06年のこの時期、バカリズムや友近といった稀代の才能が発掘され、連鎖的に友近の交際相手だったコント集団、ザ・プラン9のなだぎ武も表舞台に。こちらは、ピンで07年&08年の2連覇を達成。この記録は、いまだに破られていない。

 07年には、“M-1”覇者の漫才師、チュートリアル・徳井義実が、エロい外国人“ヨギータ・ラガシャマナン・ジャワディガー”に扮するひとり語りで、準優勝。翌08年には、「3の倍数と3が付く数字のときだけアホになる」話芸でブームを巻き起こした世界のナベアツが、第3位。当時は、漫才コンビ・ジャリズムを組んでいた(現在は解散)。

 翌09年からは、漫才コンビのCOWCOW・山田興志(現:善し)と多田が、それぞれソロで躍進。多田は、12年に優勝。善しは、第6回から4年連続で決勝戦に進出している。ふたりはその後、“あたりまえ体操”でブレイク。動画サイトでは、驚異的な再生回数を誇った。

 今年の“R-1”も、08年の“M-1”覇者であるNON STYLE・石田明、同コンテストの常連だったアジアン・馬場園梓など、腕のある漫才師が目立った。今後も、ソロで功績を残したいと発動する芸人は出てきそうだ。(伊藤由華)

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