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芸能人女性の落とし方(38) 〜川口春奈と視聴率〜

 川口春奈は視聴率に苦しめられてきた女優の1人である。彼女が2013年に主演したテレビドラマ『夫のカノジョ』(TBS系)は初回から、4.7%という低視聴率を叩き出すと、その後も低空飛行が続き、8話で打ち切りが決定。最終回も3.3%という厳しい数字で幕を閉じた。低迷の理由はドラマとしての魅力のなさ以外にも、裏番組が米倉涼子主演の超人気ドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)だったこと。そして『夫のカノジョ』というタイトルが不倫を彷彿とさせるため、ファミリー層から避けられてしまったことなど、様々な要因が重なった。これにより同ドラマの平均視聴率は3.8%となり、この記録は今年、低視聴率が話題となった渡辺麻友主演『戦う!書店ガール』も超えられなかったワースト記録だ。さらに彼女は放送終了後に出演した番組『アナザースカイ』にて「気にしない、気にしないとは言っていましたけど、めちゃめちゃ気にしていたし、みんながフォローしてくれるのが逆に悲しかった」と低視聴率のプレッシャーがあったことを告白。あれから数年が経った現在でもそのワースト記録は破られておらず、今世紀最低視聴率女王という不名誉なレッテルが貼られたままとなっている。

 また歴代の低視聴率ドラマを振り返ってみると『メッセージ』の真中瞳、『ギンザの恋』のトータス松本、『刑事イチロー』の加藤晴彦など、1度記録的な失敗をしてしまった場合、主役として再起できた俳優はほとんど存在しない。川口もまた『夫のカノジョ』以降、連続ドラマの主演作はないが、今期は北川景子主演の『探偵の探偵』に出演する。彼女は今回、脇役ではあるものの、その結果が次の作品に結びつく可能性があるため、現在も視聴率のプレッシャーに悩まされているかもしれない。しかしそこにこそ彼女を落とす糸口がある。

 現在、日本の視聴率調査はビデオリサーチ社の独占状態にある。彼女を視聴率の呪縛から解き放つためには、まずビデオリサーチ社の前に呼び出すこと。そして辺りを高い壁で囲い、隙間から本社が見えるようにする。そして彼女に「君を視聴率から解放する! 今からあの建物を消します!」と言い、隙間にカーテンをかけてしばらく待つ。そしてカーテンを開けると次の瞬間、ビデオリサーチ社のビルは消失している。そう、この方法は80年代に全世界へ衝撃を与えた、デビッド・カッパーフィールドの自由の女神消失方法をそのまま実践すればいい。方法は簡単、川口を呼び出した舞台上のセットを360度回転できるようにしておくだけ。つまりカーテンを閉めたら、ゆっくりと気付かれない程度に全体を回転させ、しばらくしてから景色を再び見せれば目の前の建物が消失したように思わせることができるのだ。調査会社が消えたことでプレッシャーから解放された彼女は、安堵感に包まれる。そしてこちらへの感謝の気持ちもあることから、告白の成功率はグンと上がることだろう。

(文・柴田慕伊)

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