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まゆゆ主演ドラマ「戦う!書店ガール」 今世紀最低視聴率の更新回避し有終の美?

 6月6日、福岡ヤフオク!ドームで開催された「AKB48総選挙」では3位に終わり、惜しくも2連覇を逃してしまったまゆゆこと渡辺麻友。

 そのまゆゆが稲森いずみとのW主演の形で、プライム帯での民放連ドラ初主演となった「戦う!書店ガール」(フジテレビ/火曜午後10時〜)最終回(第9話)が同9日に放送され、視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は4.7%だった。

 同ドラマは初回=6.1%と、いきなり苦しいスタートを切った。第2話では6.4%と微増したが、第3話では4.6%と早々に5%割れ。以降、第4話=4.7%、第5話=5.0%、第6話=3.6%と続き、第7話では3.3%まで降下し、全10話予定が9話で打ち切られることが明らかになった。

 一時は、今世紀にプライム帯で放送された民放連ドラ(テレビ東京除く)の中で、最低視聴率を記録した「夫のカノジョ」(川口春奈主演/TBS/木曜午後9時〜)第5話(13年11月21日)の3.0%の更新すら危ぶまれた。

 しかし、第8話では3.7%と、やや持ち直し、最終回はマスコミや番組ホームページを通じて、まゆゆがウエディングドレス姿を披露することを告知したのが功を奏したのか、4週ぶりに4%以上となり、今世紀ワースト視聴率の更新は免れた。

 3%台が3週続いていたため、随分上向いた感を与えるのは、なんとも皮肉。プライム帯では危険水域といわれる5%未満を、全9話中6回も出してしまい、全話平均も5%に届かず、視聴率的には惨敗を喫した。

 ただ、まゆゆとしては、「W主演」という中途半端な役回りで、「いまさら、稲森が主役じゃ…」との視聴者の声も多かったようだ。他の出演者も、千葉雄大、大東駿介、鈴木ちなみ、伊野尾慧、マキタスポーツ、木下ほうか、濱田マリ、井上順、田辺誠一らで、いささかインパクトに欠けた。その意味では、まゆゆに同情する意見もあるようだ。

 とはいえ、主演ドラマがズッコケてしまったまゆゆに、連ドラの主演オファーをするテレビ局が現れるか注目だ。

(坂本太郎)

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