株式会社イトーヨーカ堂の戸井和久社長は、今回のイベントについて、「今回が節目の10回目になります。応援してくださる企業のみなさまも249社まで増えています。東北の震災の時のことを風化させない。忘れない。という気持ちで、このイベントを続けていきたいと思っています」と意気込みを語った。
自身も福島県いわき市出身だという皆川芳嗣事務次官は、「(東北へ)息が長い応援をして頂ければ大変、ありがたいと思っています。このプロジェクトの益々の成功を祈っております」とエールを贈り、自身が今年のゴールデンウィークに福島の岳温泉に親戚と出かけた思い出を披露した。
そして、キリンビール株式会社の磯崎功典社長は、「当初から単発でやったのでは、本当の復興は成し遂げられないのではないかと思っていましたが、実際に現場を見たら、その通りでした。このプロジェクトも延長して、計画的に実行していくことは、大変うれしいことだと思います」と語った。
さらに、オープニングイベントは東北の地元企業である株式会社阿部長商店から、さんまのおいしい食べ方として、「さんまのアヒーショ」などが紹介された。また、同社の関連会社である株式会社阿部長マーメイド食品に10月から所属する宮城県気仙沼市出身で、2012年のロンドンオリンピックフェンシング男子フルーレ団体で銀メダルを獲得した千田健太選手もメダルを胸に登壇、「以前から復興にたずさわりたいと思っていましたので、うれしく思っています」とコメントした。