同イベントでは、最新のパソコン体験が可能となっているが、そんな中、注目を集めているのが、RealSense(リアルセンス)という最新のテクノロジーだ。RealSenseは、3次元カメラの進化によって、人の表情を読み取る顔認識や、パソコンに触れずに高度なハンド・ジェスチャー操作を実現する新しい次世代技術である。
RealSenseが搭載されている富士通の「FMV ESPRIMO WH77/S」には3つのカメラが搭載されている。画面の上部中央には通常のパソコンにもあるウェブカメラ、右側には深度を測る赤外線カメラ、そして左側には受信専用のカメラ。これらのカメラを駆使することでジェスチャー操作や3Dキャプチャー、顔認識、音声認識などパソコンの活用法がさらに広がる。今回、同イベントでは、自身の顔を立体的に表示することが体験できる。操作は簡単だ。まず、パソコンの前に顔をあわせ、正面、右、左、そして上を向くだけ。これで自分の顔が立体的にパソコンに表示される。
自身の顔が立体的に表示されることで、アニメーションに自身を取り込むことが可能となる。そして、ゲーム内や仮想空間に自身が登場して、よりリアリティある世界が繰り広げることもできる。今までも、ゲームの主人公の名前を自分の名前にしてプレイしていた方も多かったが、さらに現在の最新技術によって、立体的な自分自身でプレイすることが可能となるのだ。インテルの担当者は、「背景を変えれば、テレビ電話で喫茶店に二人がいるような感覚で会話を楽しむことができます。音楽の世界など、さらに応用されて活用できると思います」と語っている。
さらに、RealSenseは、ゲームや仮想空間上だけにとどまらない。3Dプリンターで使えば、世界で一台しか存在しない自分のフィギュアも作成することが可能なのだ。そのフィギュアの顔以外は様々な衣装を着ていることで、自身の好きなキャラクターの衣装を着ている自分のフィギュアとなるため楽しさも広がるはずだ。
最新技術「RealSense」を体験してみたい方は、JR秋葉原駅電気街口のイベントスペースに訪れてみてはいかがだろうか。また、「春だ!FMVでワクワクをはじめよう!体験イベント」は、3月7日、8日に、名古屋のななちゃんストリートで、3月14日、15日には大阪の阪急梅田駅 ビッグマン前広場でも開催予定。イベントには、FMVのプロモーションキャラクターであるバーバパパが登場する。最新のパソコンを体験してアンケートに答えた方は、バーバパパのオリジナルエコバッグもプレゼントされる。