対象となるのは、「SPAT4」(大井・川崎・船橋・浦和の南関東4競馬場が共同で運営する電話、インターネットによる馬券投票システム)で発売を予定している新馬券「トリプル馬単」(仮名称)。
同馬券は、指定された3レースの馬単を全て当てる賭式で、50円の賭け金に対して、配当の上限は3億円。50円から10円刻みでの購入が可能となる。
現在、JRAを始め、各公営レースでは、馬券や車券、舟券を100円単位で発売しており、50円馬券の登場は画期的なものとなる。
導入時期は未定だが、TCK特別区競馬組合では、「今年度中のなるべく早い時期に売りたい」としている。狙いは、「少額で大きな夢を与えられるような馬券」だ。
そこで、「Yahoo!ニュース」では、「『50円馬券』」で競馬の売り上げはどうなる?」との意識調査を、3月13日〜23日に実施。2万379票(男性=85.7%、女性=14.3%)の回答があった。
その結果は、「変わらない」との回答が9829票(48.2%)と、ほぼ半数を占めた。「増加する」は5748票(28.2%)で、「減少する」は3985票(19.6%)、「その他/分からない」は817票(4.0%)だった。
アンケートでは、TCK特別区競馬組合のもくろみとは逆の結果が出たが、夢の馬券登場は、新たな起爆剤となるか?
(リアルライブ編集部)