双子の兄弟である葛城勇吾と圭吾は、資産家の息子として平穏な毎日を送っていた。しかしある日、勇吾が何者かに誘拐されてしまったことで、運命の歯車が狂い出す。20年後、刑事になった圭吾(藤ヶ谷)は、20年前にこの事件を担当していた皆川耕作(高橋克典)や、久能詩織(武田梨奈)と共に、真相を解明していく中、実は勇吾(藤ヶ谷)が生きていたことが発覚する。勇吾は、自分の人生を狂わせた複数の犯人たちへの復讐を誓うのだった――というストーリーとなっている。
第7話では、捜査一課長であり、詩織の父である久能源一郎(石黒賢)が勇吾の誘拐事件に加担していたことが判明する。さらに、終盤では圭吾と勇吾の母が衝撃的な事実を語るシーンも描かれた。
視聴者からは「娘の病気を治すために、誘拐に加担した久能。犯人側にもドラマがあるのはアツいな」「えー!最後の最後ですごいびっくりな展開になったな」「皆川が圭吾たちを気にかけていたのは、このための伏線だったのか…」との声が挙がった。
「本作では、先の読めない展開のほかに、主演の藤ヶ谷の演技力の高さが注目されています。藤ヶ谷と言えば、窪田正孝と共演した映画『MARS〜ただ、君を愛してる〜』では、原作を無視した演出やセリフ回し、窪田との演技力を比較されたことが原因で、演技が下手と言われていました。
しかし、本作では生真面目な圭吾、冷酷な勇吾を1人2役で見事に演じています。圭吾を演じる時は髪をオールバックにして、固い口調で“生真面目さ”を演じている一方、勇吾を演じる時は髪を下ろして、無気力な声音と鋭い目つきで“復讐に燃える男”を熱演しています。第7話では、“圭吾に成りすました勇吾”という高度な演技で、視聴者の目を欺きました。彼の演技力の高さは、ファン以外の視聴者からも好評です」(ドラマライター)
藤ヶ谷の演技力が好評な一方、「面白いんだけど、シーズン2はWOWOWでしか見られないからなあ…」「もしかして、真相はシーズン2に持ち越しとかないよね?」と心配の声が挙がっている。
すでにシーズン2の制作が発表され、来週には最終回を迎える本作。しかし、シーズン2からはWOWOWのみの放送で、地上波では見られないのだ。ドラマの公式twitterにも地上波最終回を嘆く声が多数寄せられている。今後は地上波での再放送に期待するしかないのだろうか。今後の放送情報に注目したい。