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『TWO WEEKS』、後味の良い最終回が好評! “問題のシーン”には「台無し」と落胆の声も

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三浦春馬

 三浦春馬主演のドラマ『TWO WEEKS』(フジテレビ系、毎週火曜日、夜9:00〜放送)の最終回が17日に放送され、平均視聴率が7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)であると報道された。

 本作は、韓国の同名ドラマのリメイク作品である。殺人の罪を着せられた主人公の結城大地(三浦)が、白血病を患う娘・青柳はな(稲垣来泉)を救うべく逃走を図るというストーリーだ。

 最終回では、本作の黒幕である柴崎要(高嶋政伸)に誘拐されたはなを救出しようとした結城が、柴崎と手下の殺し屋、灰谷(磯村勇人)に囚われてしまう。しかし、柴崎にはなを殺すように言われた灰谷が、「ガキは殺さない」と殺人を拒否し、さらには灰谷が柴崎とその愛人の間にできた子どもであることが明かされた。その後、はなを殺そうとした柴崎を灰谷が命がけで食い止め、その隙に結城は、はなを連れて脱出に成功する。

 その後、柴崎ともう一人の黒幕である久我早穂子(黒木瞳)も無事逮捕され、さらにはなの手術も成功する。最後は、結城の元恋人ではなの母親であるすみれ(比嘉愛未)が、婚約者の警部補の有馬海忠(三浦貴大)と別れ、結城をはなの父親として認めるという大団円のラストを迎えた。

 視聴者からは「何よりも、最後にはなちゃんの笑顔が見れたのが嬉しい!」「長い2週間だったな。今期ドラマの中で1番最終回の後味が良くて満足!」「灰谷、最後はやってくれるって信じてたよ〜。結城とすみれさんもまたくっついたし、最高の終わり方だわ」という声が挙がっている。

 一方で、とあるシーンに対しての批判の声も集まっている。そのシーンとは、終盤で、結城とはながキャンプ場で夜空を見ながら語り合うシーンだ。結城が娘に「はなちゃんが誇れるようなパパになるまで、少し時間をもらえるかな?」と語りかける重要なシーンであるが、その背景がわざとらしい合成の星空となっていた。視聴者からは「合成感ありまくりの流星群、笑えてくるからやめて(笑)」「合成流星群はさすがにない。いい雰囲気が台無し」という批判の声も挙がっている。

 「今期のサスペンスドラマは、『あなたの番です』(日本テレビ系)や『サイン‐法医学者 柚木貴志の事件‐』(テレビ朝日系)などが高視聴率を叩き出していましたが、どれも最終回の展開に不満を持つ声が多く挙がっていました。しかし、本作はお手本のような大団円で、非常に後味の良いラストとなっています。例えば、『あなたの番です』では、黒幕を演じた元乃木坂46の西野七瀬の演技への批判が多くあり、事件が解決した後に登場人物が死んだり、数々の謎を残したりといった後味の悪いラストとなりました。『サイン〜』では、主人公が死ぬという衝撃的な展開が非難の的となっています。

 このように、ほかの人気ドラマのラストに納得が行かない分、本作の最終回を絶賛する視聴者が多いのでしょう。ただ、例の合成流星群シーンのほかにも、視聴者からは「結城とはなちゃんたちがいる場所って、キャンプ場っていうよりかは公園だよね。何か違和感」「1話からケガしまくっている結城がはなちゃんのドナーって大丈夫なのか?」という指摘もあります。最終回の展開が好評だっただけあって、細かいツッコミも集まったようです 」(ドラマライター)

 しかし、「灰谷だけのスピンオフとかやらないかな?」「結城とはなちゃんたちのその後が気になる〜」といった続編やスピンオフを期待する声も高まっている。ラストシーンに批判はあるものの、やはり本作は多くの視聴者に愛されているようだ。果たして、続編はあるのだろうか?今後の作品情報に期待したい。

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