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珠玉のニューソング! 藍坊主!

 歌詞の世界観に定評があり、若い世代を中心に人気があるバンド、藍坊主が2010年11月10日に両A面シングルと、日比谷野外大音楽堂でのライブを収録したライブDVDをリリース!

 今年2月にリリースしたアルバム、『ミズカネ』がオリコン初登場トップ10を記録する等、着実に勢いを増している藍坊主に新曲やライブでのエピソードについて聞いてみた。

 Q:今回、レコーディングにどのくらい時間をかけたのでしょうか?
 <藤森>今回は新曲2曲をレコーディングしたのですが、トータルで一週間くらいです。2009年暮れからシングルに向けて曲制作を始め、メンバー全員でアレンジをじっくり固めたので、レコーディングはとてもスムーズでした。

 Q:1曲目「あさやけのうた」…歌詞は矛盾をテーマにしているとのことですが、何かキッカケがあったのですか?
 <hozzy>特に今回というわけではなく、初期からずっとテーマにしています。なにぶん、「矛盾」は尽きることがない(解決方法がない)ので、これからもテーマになり続けると思います。

 Q:2曲目「すべては僕の中に、すべては心の中に」…優しい曲調で暖かい印象を持ちました。どんな人に聴いてもらうことをイメージしましたか?
 <藤森>最近気付いたことですが、音楽は作り手だけでなく聴き手の受けとり方もとても大事だと思います。名曲は聴き手の感受性無しでは存在しえません。だからどんな人に聴いてもらうか特定はしませんが、作り手として全身全霊で書きました。生きる・悩む・考えるなどと、全身全霊で向きあっている人に届いてほしいです。

 Q:曲作りはどのように進めることが多いのでしょうか?
 <藤森>曲作りは特に制作期間を決めてしているわけではなく、普段から日常的にしています。出来たデモは、メンバーやスタッフに聞かせ、意見交換をします。そして、選ばれた曲をバンド全員でアレンジし、レコーディングに入ることが多いです。

 Q:2010年7月4日に日比谷野外大音楽堂でおこなわれたライブでは、どんなエピソードがありましたか?
 <藤森>当日は朝から怪しい天気だったのですが、開場ぐらいからぽつぽつと雨が降り出し、開演と同時に土砂降りになりました。このまま雨が降り続いたらどうしようと思ったのですが、ライブの後半には雨も上がり、最後は詰めかけてくれたお客さんと大合唱で終えることが出来ました。終わってみれば、雨が良い演出になったようにも思え、忘れられないライブになりました。

 Q:藍坊主は世間で語られるジャンル分けについて、どのようにお考えでしょうか?
 <藤森>音楽の種類は無限にあります。きっと人間の種類も限りありません。僕のことを知らない人に会う時、「藤森は気難しいけど、やさしい奴だよ」なんて事前情報があると、初めて会っても接し方が分かり助かるように、聴いたことが無い音楽を聴く時、ジャンルというものは良いものだと思います。しかし問題はそこから、自分で接してみて、この音楽はこういうものだと知ってもらえるのが重要です。

 Q:藍坊主に憧れている若い世代のコピーバンドへ一言アドバイスするとしたら?
 <藤森>藍坊主も最初は、ブルーハーツのコピーからでした。まずは好きなアーティストのコピーから始めて、みんなで演奏する楽しさを知ることが大切だと思います。そのあとでオリジナル曲を作ったり、ライブハウスなどで人前で演奏したりすることにも挑戦してほしい、楽しいから。

 Q:藍坊主のメンバーが最近、ハマっているグルメは?
 <田中>しおから。小田原のしいの食品のやつが旨いよ。
 <藤森>秋刀魚です。とくに秋は秋刀魚が美味しいです。
 <渡辺>B級グルメ(行列は大変ですが…)
 <hozzy>湯豆腐がうまい。

※藍坊主 公式サイト http://www.aobozu.jp/

※文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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