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共同通信杯 シェーンヴァルト 今度は負けられない!

 エネルギーが有り余っている。シェーンヴァルトが上々の仕上がりを見せている。
 「前走の後はすぐに疲れが取れて、レース翌週の水曜日には乗り込みを再開できたぐらい。元気が良すぎて、こちらが手こずるぐらいだよ」と岡田調教師はうなずいた。

 その前走は朝日杯FS。デイリー杯2歳Sで重賞初Vを達成し、その勢いで中山に乗り込んだ。陣営はもちろん自信満々だったが、前半でゴチャついて後方待機を余儀なくされる不本意な内容で7着に終わった。
 「本気で最優秀2歳牡馬を狙っていた」というだけに、悔しさは相当なものだった。だが、その分、疲れはほとんど残らなかったのが、今の充実ぶりにつながっている。

 マイル以下に良績があるシェーンだが、父はジャングルポケット、母の父は凱旋門賞馬エリシオという本格派の配合。本当の適性は中距離より長いところにあるとみていい。それだけに、ここでどれだけ走れるかは、クラシックを占う意味でも重要だ。
 しかも、鞍上は今回から内田騎手に強化された。「闘志を内に秘めているし、デキの良さには太鼓判を押せる。前走の無念を晴らしたい」と師は力を込めた。父も共同通信杯を制してダービー馬へと飛躍した。その背中ははっきり見えている。

 【最終追いVTR】攻め駆けするタガノアッシュ(古馬1000万)をパートナーに選び、坂路2本目に本追い切りをかけた。内田騎手を背に徐々にペースアップしていき、ゴール手前でタガノをハナ差捕らえてフィニッシュ。最後まで気を抜かせないハードな内容で態勢を整えた。

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