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【有名人マジギレ事件簿】加藤浩次やSMAPにも?内田裕也さんの激怒伝説

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内田裕也さん

 3月17日、ロック歌手の内田裕也さんが肺炎のため亡くなった。その翌日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)にて、内田さんの訃報が伝えられると、MCの加藤浩次は、彼との思い出を明かした。

 加藤によると以前、「よく覚えていないんですけれども、変なこと言ったんでしょうね。内田裕也さんが、誰かから僕が言った言葉を聞いて、吉本興業に『お前のところの加藤って奴は俺の文句を言ったのか?』みたいな電話があった」と、生放送での発言が内田さんを怒らせてしまったと告白。

 それを吉本の社長から聞かされた加藤は、自分が内田さんの電話番号を聞くのは失礼だと思い、「僕の電話番号を教えてください。はっきりお話します」と事務所から伝えてもらったという。すると、内田さんからすぐに電話があり、「お前、俺の文句言ってんのか? このやろう!」と怒鳴られたが、加藤はコメントの真意を説明し、「失礼だったら、すいません」と謝罪した。これに内田さんは「お前、あれだな、俺に電話番号教えるなんて気合い入ってんな」「わかった、ロケンロール!」と加藤の男気を評価し、許したそう。その後、加藤が出演する番組にオファーをすると、「あの時の加藤だな、じゃあ出てあげる」と2つ返事で出演をOKするなど、懐の深さを見せてくれたという。

 そんな内田さんはこれまで、銃刀法違反や愛人とのトラブルなど、幾度となく世間を騒がせてきたが、芸能関係者との一触即発エピソードも数知れず。SMAPが解散を発表した16年には、ジャニーズとの過去のトラブルをツイッターで激白。内田さんによると、以前、木村拓哉を起用した時代劇映画の企画を進めており、相手マネージャーも了承していたそう。しかし、他の作品との兼ね合いを理由に何年も先延ばしにされ、最終的に「どうしてもスケジュールが組めないので、このお話はなかったことにしてください」と断られたとのこと。これに内田さんは、「この世界で依頼を断る時は、ちゃんとアポイントメントを取って、俺の目を見て話すのがマナーだろう!」とブチギレ。内田さんのマネージャーには、「メリーさんが謝りに行ってあげるからとおっしゃっているので」と電話で申し入れもあったそうだが、「もういいよ。コノヤロー!」と突っぱねたという。

 そんな過去があったため、SMAP解散騒動の際は「独立して一体何をしようというんだ! ジャニーズ事務所あってのSMAPだろう。ハッキリ言ってやろう。悪いのはこのI女史(マネージャー)と4人のメンバーだ! 甘く見るんじゃないよ、日本の芸能界を!」と一喝し、「そんなに仲が悪くなったのなら、ステージで殴り合いをやってから解散しろ!」という内田流の提案もぶち上げた。とはいえ、SMAPに関しては「日本のショービジネスに20年以上インパクトを与え続けたグループ」と評価しており、「SMAP君、いい機会だ、これをどう逆転していくのか、皆一度謙虚になって打算を考えないでマジにぶつかって行けよ。いい歳のとり方をして、いい味を出してくれ!」と、内田さんらしいエールも送っている。

 不屈の“ロケンロール魂”で多くの人から愛された内田さん。彼の破天荒な生き方や伝説のエピソードは、今後も様々な場所で語られていくことだろう。

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