記事によると、内田さんは今年1月15日に悪寒を訴え高熱を発し、誤嚥性肺炎が疑われ、治療を開始。
しかし、病状は一進一退で、2月中旬に体力が落ちたことから、同20日に都内の病院に救急車で搬送されて入院したという。
食が細り、体重も減ったため、娘でエッセイスト・女優の内田也哉子や関係者が医師と相談。何とか口から栄養を取らせようとハンバーグなど、好物を用意したとか。亡くなる前日の16日、オムライスを3分の1ほど平らげたというが、それが最後の食事となったという。
「昨年9月、妻の樹木希林さんが亡くなってからすっかり弱ってしまったようだ。それだけ内田さんにとって樹木さんの存在は大きなものだった」(芸能記者)
亡くなった樹木さんだが、昨年12月に発売された著書「一切なりゆき」(文藝春秋)が、発売3か月足らずでミリオンの大台が目前に迫っており、19年のベストセラーランキングで年間トップとなりそうな勢い。また、3月12日現在のトーハン週間ベストセラーランキングでは、トップが同書、2位も今年1月に発売された樹木さんの著書「120の遺言」(宝島社)。
内田さん訃報を受け、14年12月に発売された著書「ありがとうございます」を出版した幻冬舎の見城徹社長は17日、ツイッターを更新。同書の重版を決定したとつぶやいた。同書は、内田さんがこれまでに出会った各界の偉人たちとの交流を振り返ったもの。
樹木さんの著書の好調なセールスを受け、内田さんの著書も話題になりそうだ。