逃亡先であるフィリピンの首都マニラ市内でテレビ朝日の現地記者が直撃するVTRが11日、同局のニュース番組で放送された。
「同局による小向容疑者が潜伏していたのは邦人居住者が多くいる『リトルトウキョウ』からほど近い、マニラ市内のマカティ地区。一緒にいた20代後半ぐらいとみられる男性は恋人か仕事関係の人間か不明だったが、カメラからしっかり小向容疑者をガード。最後は慣れた様子でタクシーを拾って2人で乗り込み記者の前から姿を消したが、あの男性が現地であれこれ面倒をみているのは間違いない」(芸能記者)
小向容疑者はかなりふっくらとした感じで、サングラスをかけ、顔を隠し、服装は胸元の大きく開いたゼブラ模様のミニスカワンピース。同局記者の直撃に一瞬だけ驚いた様子をみせたが、記者の質問に終始薄笑いを浮かべながら終始無言。逮捕状が出ていることを深く受け止めている様子ではなかった。
これまでの小向容疑者の足取りについて報道をまとめると、1月21日に出国し観光ビザによるフィリピン滞在期間は11日で切れたが、逮捕状が出ていることが明らかになった8日にマニラの入館管理所で延長申請が認められ、最長3月21日まで滞在可能となっている。2月4日からはマニラ市内の高級ホテルに6泊の予定で滞在。10日に予定通りチェックアウトし、ここでも男性と一緒だったが、部屋は別々。その男性と、お好み焼き店に来店するなど、潜伏とはほど遠くすっかり現地での逃亡生活を満喫しているが、いつまで逃げるつもりなのか?
「フィリピンは完全に治外法権で小向容疑者のみならず、日本から数多くの犯罪者が逃げ込んでいる。マニラでは今回のように直撃される恐れがあるが、少し離れたところに逃げれば見つけるのは難しいだろう。かといって、国際指名手配するほどの重大犯罪ではない。小向容疑者は09年2月に覚せい剤取締法違反で懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受け、現在は猶予期間中。来年2月まで約1年ほど逃げれば猶予期間が終わるので、そこまで逃げる可能性もある」(週刊誌記者)
何よりも小向容疑者の逃亡生活をサポートしていると思われる男性が何者なのかが気になるところだ。