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文科系忍者記者ドラゴンの道「ノドにささらないサボテン」 〜隠れた地元特産品を探す〜

 種から育てるサボテンが日本一の愛知県春日井市には、知る人ぞ知る隠れた特産品が存在する。

 その名は…「ノドにささらないサボテンのど飴」
 のど飴なので、当然 サボテンのトゲは入ってはいないのだが、それを逆手に取ったインパクトのあるネーミングだ。元々は健康食品を作っている会社が地元のサボテンを活かしたいということから始まった。中部経済産業省のアドバイスを受け、企画から発売まで2年を要し、やっと完成にこぎつけた。
 健康食品でパパイヤの発酵食品を手掛けたという経験があり、サボテンにも発酵技術を応用したとのこと。サボテンはパパイヤに比べると、自家発酵のスピードが速く、ネバネバの部分は喉の健康にも期待できる。
 サボテンのど飴は2層構造になっており、表面にグレープフルーツとハッカを添加し、内部は緑色のサボテン発酵パウダーを使用している。原料として使用する食用の品種・うちわサボテンを、通年で愛知県で育てるのは難しいので、原料確保には困難があると話してくれた。

 世間一般にはサボテン=メキシコのイメージが強く、客先で説明する時にはまず愛知県春日井市がサボテンの産地であることから説明を始めないといけないとのこと。販売だけではなく、サボテンのイメージ発信にも力を入れているのだ。

 生産と販売を手掛ける「春日井サボテンラボ&ショップ こだわり商店」では、今年中にサボテンを麺に練り込んだ「サボテン・ラーメン」、さぼてん焼酎「棘」の発表を予定している。2010年5月に発売予定なのが、サボテンの発酵粉末をビールホップのかわりに使用したサボテン発泡酒「黄金の泡」がある。クリーミーな味わいが評判とのことだ。一日の料理メニューがサボテン尽くしの日が来るかもしれない。

 今回紹介した以外にもディープなサボテン情報は愛知県春日井市に存在する。サボテン王国・春日井市の全国へ向けた発信はこれからが本番だ。

※春日井サボテンラボ&ショップ こだわり商店
http://blog.livedoor.jp/kachigawa_saboten/

〒486-0929
春日井市旭町1-12コーポノザキNO3-1F
営業時間 月〜金:10:00〜19:00 木:定休日

文科系忍者記者ドラゴン・ジョー(山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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