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当たらないドラマのオンパレードだった春ドラマ

 4月スタートのドラマが回を重ねているが、一部を除いて各局のゴールデン時間帯のドラマが苦戦を強いられている。

 「平均視聴率2ケタのドラマの数が少なすぎる。各局ともオリジナリティーあるドラマをつくれる人材が乏しすぎる。このままだと、ドラマ枠自体が大幅に削減されてしまうことになりそう」(テレビ関係者)

 ダントツのコケっぷりなのがオダギリジョー主演の「家族のうた」(フジテレビ)。ゴールデンにもかかわらず、初回は6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)と目も当てられない数字で、第4話は深夜ドラマ並の3.1%に急落。一部では8話での打ち切り決定との報道も出てしまった。

 同局は天海祐希主演でAKB48の大島優子が出演している「カエルの王女さま」、他局のドラマでは日本テレビの佐藤隆太主演の「クレオパトラの女たち」、テレビ朝日の観月ありさ主演の「Answer」、武井咲主演の「Wの悲劇」、TBSの竹野内豊主演の「もう一度君に、プロポーズ」がいずれも平均1ケタと苦戦している。

 「『家族のうた』は放送前にかつての人気ドラマの“パクリ疑惑”が浮上し設定を変更するお粗末ぶり。ほかのドラマもリメイクや、どこかでお目にかかったことがあるような設定・ストーリー展開ばかりで、視聴者を飽きさせてしまっている」(テレビ誌記者)

 目立つジャニーズ事務所のタレント主演のドラマだが、嵐・大野智主演のフジ・月9ドラマ「鍵のかかった部屋」は平均16.3%(以下は平均視聴率)で4月スタートドラマのトップを快走。SMAP・中居正広主演の「ATARU」(TBS)は15.8%で今のところはタイトル通り?

 SMAP・草なぎ剛主演の「37歳で医者になった僕」(フジ)は13.6%、嵐・相葉雅紀主演の「三毛猫ホームズの推理」(日テレ)は13.8%となかなかの視聴率。唯一、関ジャニ∞・錦戸亮主演の「パパドル!」は9.4%と苦戦している。

 「大野のドラマ以外は、リアリティーがなさ過ぎる。中居のドラマには中国映画のパクリ疑惑が浮上。錦戸のドラマは関ジャニのPRで“電波ジャック”しているだけ」(同)

 そんな中で善戦しているのが、シリーズ第5弾となった佐々木蔵之介主演の刑事ドラマ「ハンチョウ 5」(TBS)の11.1%、堺雅人主演の法廷コメディードラマ「リーガル・ハイ」(フジ)の12.0%。ともに主演は演技派、それなりのキャストが脇を固めているが、毎回安定した視聴率なだけに、しっかり固定ファンをつかんでいるようだ。

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