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政治アナリスト・荒木田保一の「政界万華鏡」(2)

 東京都知事・石原慎太郎が表明した沖縄・尖閣諸島購入発言で野田内閣はいよいよジ・エンドに追い込まれる格好となりそうだ。

 特に問責をかけられた国土交通相・前田武志と防衛相・田中直紀が所属する参院はドン・輿石東は二人を辞めさせないよう、野田に圧力をかけている。一方、世論は、この二人は辞めるべきだ−−というニュアンス。その狭間で野田は「党を立てるべきか」「世論を尊重すべきか」と右往左往。そんな中、国民的政治家が、中国にケンカを売る「大砲弾」をぶっ放したものだからたまらない。

 ただでさえ、存在感が薄くなった野田がこの発言で完全に消滅。クビになりかかっている田中もこれで「死に体」となってしまった。

 さあ、野田総理どうする? 党内政治ばかりに気を取られている内に思わぬ刺客が出現。国民不在政治にいよいよ幕が降ろされる…対する野党第一党である自民党は民主党よりもタチが悪いが…。(政治アナリスト)

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