「フライト」は、人生の闇に飲み込まれた男が栄光とは何かを見出す感動ドラマ。旅客機の緊急着陸を成功させてヒーローになった機長の血液からアルコールが検出され、一夜にして、地に落ちる男。今年度米アカデミー賞の「主演男優賞」と「脚本賞」にノミネート。3月1日から全国ロードショー。
第36回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞の武井咲は、この日、来日中の2人へ花束を渡した。同作をすでに見た武井は、「ラストシーンは胸がドキドキして、人間ドラマにも感動しました。ぜひ、期待して見て下さい」と詰めかけたファンにあいさつ。
「お二人にお会いすることができてほんとうにうれしいです」と語った武井は、ゼメキス監督へ、「私も、いつか、将来、ハリウッド映画に出れるようになるためには、どのような努力が必要なのかなあ」と照れながらも、質問を向ける一幕も。ゼメキス監督からは、「いい仕事をやりつづけること」というアドバイスがあった。
武井は、「この映画の大ヒットを心から祈っています。そして、デンゼルさんの(アカデミー賞の)受賞を心より祈っております」とメッセージを送った。(竹内みちまろ)