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常習下着泥棒の巡査長が懲戒免職処分に

 一昨日、採用前から盗撮を繰り返していた警察官の記事を掲載したが、今日は常習の下着泥棒の警察官の話です。

 警視庁は10月5日、東京都三鷹市のアパートで女性の下着を盗もうとしたとして逮捕し、8月に窃盗罪などで起訴された警視庁練馬署地域課巡査長・竹中俊輔被告(28)を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。竹中被告は同日、東京地裁立川支部で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けていた。

 竹中被告は7月17日午後1時半頃、三鷹市内のアパートの敷地内に侵入し、1階に干してあった女性の下着を盗もうとした。竹中被告はアパートの住人に取り押さえられ、駆けつけた三鷹署員に引き渡され、窃盗容疑と住居侵入の現行犯で逮捕された。この日は公休日だった。

 その後、同市や東京都調布市などで、同様の事件を6件起こしていたことが判明。竹中被告の自宅からは、約580枚にも及ぶ女性の下着が押収された。竹中被告は昨年3〜8月、三鷹市や調布市で女性の下着など計5枚を盗んだとして起訴された。

 竹中被告は「中学生のころからやっていた」と供述しており、筋金入りの常習の下着泥棒で、警察官になってもやめられなかったようだ。

 池田克史警務部参事官は「警察官としてあるまじき行為で、厳正に処分した。再発防止に努めたい」とコメントしている。

 それにしても、中学時代から下着泥棒を続けていながら、警察官を志した胸中は理解できない。また、採用になっても下着泥棒をやめなかった自覚のなさにはあきれるばかりだ。
(蔵元英二)

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