新技カンチョーの説明を意気揚々とするスト市は「右ストレートを放って来たが最後、左手でさばいて後ろに回り込みながら右の親指を突き立ててやる」とオープンフィンガーグローブから突き出る親指をクイクイと動かしながら力説。「ケツから血の海を降らせ、マットを恥ずかしい血染めにする。しばらく血便が止まらなくなるかもね」とお下劣極まりないフィニッシュを予告した。
DEEPルールでは当然のごとくカンチョーは禁止。しかし、DEEP佐伯繁代表の鶴の一声と、その場で滑川に電話で確認して、MMA初のカンチョー&踏みつけ有りのルールが決まった。
悲壮なる“ケツ意”で初の総合ルールに挑む最弱レスラーのスト市は、前代未聞のKO劇で勝利を飾れるか。