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ついに決着した日テレ内定取り消し裁判

 銀座のクラブでホステスとしてのアルバイト経験を理由に、今年4月に入社予定の内定を取り消されたとして、大学4年の笹崎里菜さんが、日本テレビを相手に起こした地位確認を求める訴訟が8日、東京地方裁判所で和解が成立したことを各メディアが報じている。

 この訴訟では昨年11月に第1回の口頭弁論が行われ日テレは抗戦の構えだったが、昨年末に同地裁が和解案を提示。これまでの協議で日テレ側が採用する意向を示していたが、報道をまとめると、8日に地裁が採用を前提とした和解案を双方に提示し、いずれも受け入れることで合意。和解案を受け入れた日テレは笹崎さんを「アナウンス部に配属予定の内定者」に戻し、笹崎さんは4月1日付で入社することになった。

 「内定したほかのアナウンサーはすでに研修が始まっているため、4月までに笹崎さん向けにどのようなプログラムを作るのかが話し合われていたようだが、その部分でも解決したようだ。とはいえ、入社後の局内での露骨ないじめなどがないかが懸念されているようで、入社を受け入れたからにはそのあたりのケアもしっかりなされる必要がありそう」(女子アナウオッチャー)

 そんな中、入社後、笹崎さんの先輩となる、同局の岩本乃蒼アナが同期の社員と熱愛中であることを発売中の「フライデー」(講談社)が報じている。

 昨年入社した岩本アナだが、元タレントで同局の番組にも出演するなど、“テレビ慣れ”しているだけに、入社間もない昨年7月から朝の情報番組「ZIP!」のお天気キャスターに抜てきされた即戦力。年末には綾瀬はるか主演の「きょうは会社休みます。」で女優デビューも果たすなど大活躍している。

 笹崎さんはホステスのアルバイト経験を同局に報告したところ、「清廉性がない」として内定を取り消され前代未聞の訴訟に発展してしまった。

 元タレントだった岩本アナだが、入社の時点で「清廉性」の面では、しっかり日テレの求める基準をクリアしていたようだ。

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