「完全な人気・知名度先行型。とはいえ、こっちよりも、東京での方が有名じゃないんでしょうか?こっちではいろいろあり過ぎて、二期目は厳しいかも」(八戸市の議会関係者)
藤川市議は、今春からマネージメント契約を結んでいる大手レコード会社・ポニーキャニオンから11月に写真集とDVDを同時発売。「今年1月にネットで人気になってから取材殺到。その時、対応にてんやわんやで知人を通して同社を窓口にした」(同)というが、地元での評判は決してよくないという。
「昨年12月に議会で初めて一般質問を行いましたが、仕事らしい仕事といえばそれだけ。支持した有権者は複雑な思いのようです」(同)
藤川市議は、07年4月、同市議選での最多得票を獲得しトップ当選。「その直前に父親が県議会議員選に落ち、同情票が集まった」(同)というが、有権者の期待にこたえるどころか、自らのPR活動に忙しいようだ。
「自分で取材を受けていたことは、ギャラの出る媒体のみ取材を受けた。今回の写真集とDVDは表向きはギャラはないことになっているが、果たしてそれで撮影をOKしたかどうか」(地元の政治記者)
写真集とDVDで、藤川市議は日本の渚百選のひとつ、大須賀海岸で胸の谷間をみせた白の水着姿、8月には三社大祭で柔肌を見せた凛々しい和服姿を披露し、観光名所をPRしていはいるものの、地元では、必ずしも歓迎されていないようだ。
「今回の件は、昨年の選挙からバックアップしてくれた後援会長に全く知らされていなかったようで、後援会長は『(会長を)もう降りる!』とカンカンです。そんな状態なので、地元ではぜんぜん売れないような気がする」(同)
とはいえ、逆に東京では需要がありそうだというのだ。
「彼女は完全に萌えキャラで売れる。市議の水着姿はかなりレア。同じジャンルにライバルがいないので、かなり売り上げを伸ばしそう」(出版関係者)
これだけ知名度を売るということは、ゆくゆくは国政進出か?
「彼女はインタビューで否定しているが、おそらく本当にそんな欲はない。それよりも、学生時代にタレントの真似事をしていて芸能界への憧れが強かったので、東京進出してタレントを目指すのでは」(先の地元の記者)
次回の市議選は3年後。有権者の反応からすると、そこでひと区切りつけてタレント転向の可能性もありそうだ。