この日、番組では「忍法 現代でも意外と通用する説」と題して、オードリー・春日俊彰が、ターゲットの芸能人に忍法を仕掛けるという企画を実行。その後半、夜の川沿いでバーベキューを楽しむアニマル浜口夫妻に、春日が水中に身を隠す「水遁の術」で近づいた後、おもちゃの刀でアニマルの背中を切りつけた。しかし、夫婦水入らずの空間をドッキリで邪魔されたことに対し、アニマルは「お前たち、なんだコラ! テメェら何やってんだコノヤロー! 何しにきやがったんだコノヤロー! 何を邪魔してんだ、俺たち夫婦を! キャンプに来たんだ俺たちは!」と大激怒。さらに、現場を別モニターで見守っていた三四郎・小宮浩信には、フライパンを持ってアニマルが追い回すという事態に。さすがに慌てたスタッフが事情を説明するも、アニマルは「俺たちを何しようっていうんだ、テメェコノヤロー」と怒りが収まらず、そのままVTRは終了した。
また、『水曜日のダウンタウン』といえば、今年はアニマル以外にも、矢口真里のマジギレシーンが放送され、視聴者から注目を集めた。5月17日に放送された「説教食らった後にカラオケで『恋のダンスサイト』歌われてもさすがにセクシービーム入れづらい説」という検証企画が行われた時のこと。まず、矢口とプライベートで仲の良い遠野なぎこが仕掛け人となり、バラエティ番組に関する理不尽な説教を開始。すると、矢口はその説教に対し、「それって遠野さんが私に言うことじゃなくないですか? なんでそんなこと言われなきゃいけないんですか?」「なんか迷惑かけました!?」と反論し、「私だってやりたくてやってるわけじゃないですよ!」と号泣しながらマジギレ。さらに、今まで過激な映像を散々放送してきた『水曜日のダウンタウン』が、“テレビではお見せできない”というテロップで放送を自粛し、一部シーンがカットされる事態になったのである。
他にも昨年、2人組アイドル・生ハムと焼うどんが、元衆議院議員の井脇ノブ子と同番組で絡んだ際、相手のことを男性だと勘違いしていた2人が、何度も井脇の胸に触る場面があった。すると井脇は、最初「まあまあ」と穏やかな表情を見せていたものの、いつまでもタッチをやめない2人に対し「ふざけんな!」と、真剣なトーンで激怒。あまりの迫力に、ワイプで見ていた松本人志も絶句し、SNSを騒がせたこともあった。
このように、他の番組ではなかなか見られない有名人の顔が見れるのも「水曜日のダウンタウン」が人気の理由なのかもしれない。