司会を務める、ジャニーズ事務所では木村の後輩にあたるV6の井ノ原快彦はスリーピースのスーツにネクタイ姿でかなり緊張気味。井ノ原は「すごく新鮮ですね、朝ドラから木村君のどアップで始まるという…」と率直な感想。木村は「そうですか?」とトークを開始した。
もう1人の司会で同局の有働由美子アナは木村を前に興奮を抑えきれず。「やっぱりなんか盛り上がりますね。気持ち抑えようと思うんですが、こう上がってくる…」と言った後、「ゲップみたいな」と口走って、すぐに「ゲップじゃない」と訂正。木村は「やめてください、あさイチですから」と笑いながらたしなめた。
番組では20代のころソロ出演した歌番組の歌唱シーンや、ニュース番組のインタビューで「キムタク」人気について語る映像を放送。VTR明け、木村は過去の自分の姿に「今ここに居たら張り倒しますね。なんかもう、その辺からそのまま来た感じじゃないですか。『テレビ出んじゃねぇよ!』っていう感じですよね」と苦笑した。
井ノ原が15年大晦日のNHK紅白歌合戦で自身初の白組司会を務めた後、木村に抱きしめられたことを明かすと、木村は大照れ。スタジオで生パフォーマンスを披露した歌手の三浦大知を絶賛し、無名の若手タレントとも気さくに絡んだ。
「昨年のSMAPの解散騒動でイメージダウンしたのを本人が一番良く理解している。そのため、この映画のPRでのテレビ出演というまたとない好機を使い、トークではこれまでにないぐらい思いっきりぶっちゃけている。好感度アップか」(芸能記者)
結局、「あさイチ」にはフル出演。エンディングトークでは有働アナから「気になる芸能人は?」と聞かれると、「やっぱり井ノ原快彦」と後輩を盛り立てた。