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ようやく解散について口を開き始めたキムタク

 キムタクこと元SMAPの木村拓哉と明石家さんまが出演するフジテレビ系の特番「さんタク」が10日に放送され、さんまがSMAP解散の真相を追及するひと幕があった。

 同番組はこれまで毎年1月1日か3日に放送。しかし、さんまは冒頭のトークで、昨年大晦日にSMAPが解散したため、スタッフと共にSMAPのファン心理を考慮し、この時期の放送になったことを説明した。そのうえで、「どうなって、どうなったん?」と解散の真相について木村に質問。

 これまで複数のメディアは木村とほかのメンバー4人の対立が解散の原因と報道。それを受け、さんまは「両者が正しいわけやんか。オレがレフリーとしたら、どっちも正しいねん。こうなったのは。それがたち悪いわなぁ」と対立構造に切り込んだ。すると木村は、解散から時間が経っていることもあり、「もう、でも言わなくてもいいんじゃないですか」と苦笑。「(自分が発言すれば)そっからがまた振り出しになっちゃうんで。言わなくていいんじゃないですか」とやんわりさんまを制した。

 同日、木村は同番組の番宣で「めざましテレビ」にVTR出演。主演映画「無限の住人」(三池崇史監督、29日公開)の撮影が行われた京都・太秦の東映京都撮影所でインタビューに応じたという。SMAPは昨年、大晦日のNHK紅白歌合戦への出場を辞退。そのため、12月29日から正月休みに入り、大晦日はオフだったというが、木村は「年末にNHKホールいなかったのが風変りな時間でした」と振り返り、「思いとしては正直、複雑でしたけど、(紅白の場に)いたかったというか」などと話した。

 「この時期に『さんタク』が放送されたのは、3月までキムタクの主演ドラマがTBSで放送されていたから。おまけに、ほかのメンバーにジャニーズは“口止め”しているのに、キムタクだけ解散を振り返ることができるのはアンフェアなのでは。しゃべりすぎるとまたまたSMAPファンの反感を買いそうだ」(芸能記者)

 とはいえ、これから映画の公開に向け、キムタクのテレビ露出が増えそうだ。

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