パリスは成田空港内のホテルに拘留され、20日月曜日にラスベガスの裁判所で麻薬所持と公務執行妨害の罪を認めた件について入国審査官から事情聴取を受けた。
東京で秋・冬コレクションを発表することになっていたパリスは、成田到着後に日本入国を保留され、成田国際空港の入管が最終決定を下すまで、空港内ホテルで一夜を過ごすことを許可されていた。 しかし、決定される前にパリスは、アメリカに戻ることを決意し、現地22日午後、成田を出発した。
成田を出発前に、空港に詰め掛けたレポーター達に対しパリスは、「家に帰ります。そしてまた近く日本に来ることを楽しみにしています」と語った。パリスの代理人は「何か月も前から楽しみにしていたパリスは、たいへん落胆しています。パリスは自分の職務と日本のファンに会うために頑張りましたが、今回のアジアにおけるビジネスとしての出張は次回に延期せざるをえなくなりました」と語った。
日本訪問後にパリスは『パリス・ヒルトン』ブランドの開店のために、インドネシアのジャカルタを24日金曜日に訪れ、その後マレーシアのクアラルンプールでアジアの旅を終える予定だった。
パリスは8月、ハンドバッグの中にコカインが見つかった後、ラスベガスで逮捕された。20日月曜日、2件の罪状に対して、1年間の執行猶予と2000ドルの罰金と200時間の社会奉仕を命じられた。
日本は特別な例を除き、執行猶予中の外国人の入国を認めてはいない。