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楽天・星野監督の後任にふさわしいのは誰?

 9月6日にパ・リーグ2連覇の可能性がなくなっていた東北楽天ゴールデンイーグルスが、同29日、オリックス・バファローズに敗れ、Bクラスが確定し、CS(クライマックスシリーズ)進出の目が完全消滅した。

 先んじて、同18日、星野仙一監督が今季限りでの辞任を表明した。昨季、楽天は球団創設9年目にして、パ・リーグ初制覇を果たし、日本シリーズでは読売巨人ジャイアンツを破り、日本一にも輝いた。

 その指導力を評価された星野監督は、新たに3年契約を結んだばかりだったが、昨季24勝無敗の“大エース”田中将大投手が抜けた穴は大きく、開幕からチームは低迷。また、星野監督は開幕直後に持病の腰痛が悪化。5月26日から休養に入り、6月中旬に腰椎椎間板ヘルニアと、国指定の難病である胸椎黄色じん帯骨化症の手術を受けた。

 7月24日に復帰したものの、チーム状態はなかなか上向かず、星野監督は成績不振の責任を取る形で、退任することを決断した。

 後任は未定だが、大久保博元2軍監督の内部昇格案が浮上。一部報道では、野村克也元監督(06〜09年)のモットーであるID野球の申し子である古田敦也氏(元ヤクルト監督)の名も挙がった。

 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「楽天・星野監督が退任。後任には誰がふさわしい?」との意識調査を、9月19日〜29日に実施。6万9352票(男性=86.7%、女性=13.3%)の回答があった。

 選択肢は、星野監督休養中に代理監督を務めた大久保2軍監督、佐藤義則投手コーチ。そして、古田氏に加え、05〜11年にチームの主砲として活躍し、昨季限りで引退した山崎武司氏が入り、「その他」を含む5択となった。

 その結果は、古田氏が3万4955票(50.4%)で過半数を超えた。2番目は「その他」で1万1062票(15.9%)、3番目は山崎氏で1万185票(14.7%)、4番目は佐藤コーチで6589票(9.5%)。第一候補とみられる大久保2軍監督は、6561票(9.5%)で最下位だった。

 回答者から寄せられた意見の大半は、誰がいいというより、「大久保監督就任」に反対するものであった。大久保2軍監督といえば、西武ライオンズでのコーチ時代の08年11月、知人女性への暴力疑惑が浮上し、コーチ職を解かれた。09年3月、傷害罪で略式起訴され、罰金の有罪判決を受けている。10年にコーチに復帰したが、選手への暴行問題で解任され、西武球団を相手に契約解除の無効、未払い報酬の支払いなどを巡って係争したことがある。

 若手の育成に定評がある半面、大久保2軍監督にはそんな過去があるだけに、野球ファンのパワハラへの嫌悪感は根強く残っているようだ。一方、地元宮城では古田待望論が高く、OBの山崎氏に関しては「時期尚早」との意見が多いもよう。「その他」では、野村氏の再登板希望も多く、初代監督の田尾安志氏、元巨人・桑田真澄氏、宮城出身の大魔神・佐々木主浩氏らの名が挙がった。

 果たして、三木谷浩史オーナーが最終的に選択するのは誰になるのか?
(リアルライブ編集部)

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