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新日本10・10両国で実現か? 後藤がケニーに再戦要求!

 新日本プロレスは17日に大田区総合体育館で、22日に広島サンプラザで、それぞれ秋のビッグマッチ「DESTRUCTION」を開催した。

 大田区大会のセミファイナルでは、柴田勝頼とボビー・フィッシュによるNEVER無差別級選手権が行われ、フィッシュの猛攻に、胸椎負傷によりこの大会まで2試合を欠場していた王者の柴田が終始劣勢の展開。しかし、フィッシュアローを不時着すると、自らの額が割れるほどのヘッドバットを叩きこみ、スリーパーからPKの必勝パターンで、防衛に成功した。試合後、フィッシュのセコンドに付いていたreDRagonのパートナー、カイル・オライリーが挑戦表明。柴田は先日のアメリカROH遠征でオライリーにもシングルで敗れており、挑戦を受諾したが、無理を押しての出場が響いたのか、19日の滋賀大会から再び欠場に追い込まれた。

 メインでは、“絶対王者”KUSHIDAにBUSHIが挑戦したIWGPジュニアヘビー級選手権が行われ、BUSHIは12日の後楽園大会のメインで自身の影武者として登場させた男と同じく、銀仮面にスーツ姿の格好をした“パレハ”と入場。この男はそのままセコンドに付き、場外から試合にも介入した。またレフェリーが誤爆で失神すると内藤哲也が乱入しBUSHIに加担する。こうした無法状態のなか、マイケル・エルガンが現れ内藤を追い回し退場させた。しかしここで完全にペースを狂わせられたKUSHIDAの隙をBUSHIが見逃さず、カナディアンデストロイで形勢を逆転するとコーナー2段と最上段からのエムエックス2連発で完璧なスリーカウントを奪い王座奪取に成功した。

 広島大会はメインで、1・4東京ドーム大会IWGPヘビー級王座挑戦権利証を賭けて、権利証保持者のケニー・オメガとYOSHI-HASHIが激突。G1クライマックスでケニーに勝利を収めているYOSHI-HASHIは前哨戦も優位に進めていた。試合も前哨戦の勢いと熱を見せつけ、観客の大声援もYOSHI-HASHIを後押ししたが、試合のペースを握られながらも、冷静さを失わなかったケニーが、前回敗れたYOSHI-HASHIの必殺技カルマをかわすと、リバースフランケンシュタイナー、ランニングニーで動きを止めて、片翼の天使が決まりピンフォール。権利証の防衛とG1のリベンジに成功した。

 メイン終了後、YOSHI-HASHIのセコンドに付いていた後藤洋央紀がリングに上がり、挑戦表明。ケニーは観客の反応を確かめながらも応じる姿勢を見せた。インタビュールームで後藤は「両国の屈辱は忘れない」と発言。G1クライマックス26決勝のカードが、10月10日に場所も同じ両国国技館で行われることが濃厚となった。また広島ではKUSHIDAがBUSHIへのリターンマッチを要求する場面も見られ、BUSHIは「簡単には挑戦させない」と言っているが、今後の展開が注目される。

 10・10両国大会のカード発表が非常に楽しみになってきた。

(どら増田)
<新日Times VOL.36>

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