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すべての闘いは1・4東京ドームへ…新日本プロレス“リベンジ”の秋がはじまる!

 新日本プロレス真夏の最強決定戦「G1クライマックス26」はケニー・オメガの初優勝で幕を閉じた。翌日行われた一夜明け会見で、ケニーは『2017年1月4日東京ドーム大会IWGPヘビー級王座挑戦権利証』を受け取ると、最初の防衛戦の相手にYOSHI-HASHIを指名した。ケニーは7・22後楽園ホール大会で行われたG1公式戦でYOSHI-HASHIにまさかの大逆転負けを喫しており、1・4東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座への初挑戦を狙っているケニーにとって、この敗戦は「恥をかいた」ようで、会見では真っ先に名前を出していた。両者の再戦は9・22広島サンプラザホール大会のメインイベントとして行われることが決定。ここまで我慢と苦労のプロレス人生を歩んできたYOSHI-HASHIにとっては初めてと言っても過言ではない晴れ舞台だ。ケニーを相手に連勝すれば、凱旋帰国時に苦い思いをした、オカダ・カズチカとのシングルが最高の舞台で実現する可能性がある。しかし、ケニーも自信がなければ自ら指名をするはずがなく、両者の気持ちのぶつかり合いは見応えがありそうだ。

 今年のG1ではシングルのタイトルホルダーが公式戦で敗れる場面がいくつかあった。

▼2017年1月4日東京ドーム大会IWGPヘビー級王座挑戦権利証
ケニー・オメガ
<敗れた相手>
柴田勝頼、マイケル・エルガン、YOSHI-HASHI

▼IWGPヘビー級王者
オカダ・カズチカ
<敗れた相手>
石井智宏、バッドラック・ファレ、丸藤正道
<引き分けた相手>
棚橋弘至

▼IWGPインターコンチネンタル王者
マイケル・エルガン
<敗れた相手>
矢野通、内藤哲也、中嶋勝彦

▼NEVER無差別級王者
柴田勝頼
<敗れた相手>
本間朋晃、マイケル・エルガン、矢野通、EVIL

 前述のとおり、ケニーはYOSHI-HASHIと9・22広島大会での再戦が決定。IWGPヘビー王者のオカダは、9・22広島大会でファレとノンタイトルで再戦したあと、10・10両国国技館大会で丸藤とのタイトルマッチが決定した。インターコンチ王者のエルガンは、8・27ROHブルックリンで防衛に成功すれば、9・25神戸ワールド記念ホール大会で内藤哲也の挑戦を受ける(防衛に失敗した場合はノンタイトル戦)。G1では4選手相手に星を落としてしまった柴田は9・17大田区総合体育館大会で、これまで新日本マットでは、カイル・オライリーとのタッグチームreDRagonとしてジュニア戦線を賑わせている、アメリカROHのボビー・フィッシュとの防衛戦が決定している。

 昨年も当時インターコンチ王者だった後藤がG1公式戦でIWGPヘビー級王者のオカダに勝利を収め、ダブルタイトル戦をぶち上げたが、年内に対戦が実現することはなかった。1・4ドーム大会に向けたシングル王座戦線は、今年も年内最後の大場所、11・5エディオンアリーナ大阪大会までに決まることが予想されるだけに、残された時間も多くはない。リベンジの秋を制した者が、1・4ドームの切符を手に入れるのは間違いないだけに、新日本プロレス“闘欲の秋”に期待したい。

(どら増田)
<新日Times VOL.32>

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