小山といえば、慶應ボーイの嵐・櫻井翔と肩を並べるジャニーズキャスター枠のトップランナー。嵐の活動をしながら、大学生活を見事に両立させた櫻井と同じく、小山もNEWSとしてCDデビューした年に、明治大学文学部に入学。模範卒業生という勲章を手にして、しっかり4年で卒業している。その高学歴が評価されて、ジャニーズ初の夕方のニュース番組(日テレ系『news every.』)のメインキャスターに抜てきされた(現在は出演見合わせ中)。
そんな小山は、小学5年生という若さで大英断を下している。両親に離婚を進言したのだ。父は、家庭で暴力を振るう人間だった。母に手を挙げるシーンを何度も目撃している。このままでは母はもちろん、姉と自分も幸せになれないと判断した小山は、父に「出て行け!」と言い放ち、母には「別れろ」と薦めた。そして両親は、離婚した。
以降、母は女手一つで2人の子どもを立派に育てた。小山は、父を憎んでいた。離婚後も、何度か父に会える機会があったが、断固として拒否していた。しかし、10代でジャニーズタレントになって、歌手デビューもできて、大人の話し合いができるようになった年頃に、ようやく父と再会。思いをすべて吐露したことで、過去を清算できた。ようやくスッキリしたようだ。
「お母さんは離婚後から、神奈川・相模原市内で中華料理店『ラーメン龍太郎』を経営しています。今でもファンがコンスタントに訪れているという噂です」(スポーツ新聞の記者)。
今の小山は、今信頼を回復させようと必死だろう。そんな矢先、再び新たな音声データの流出疑惑が浮上している。母を守ると宣言した勇敢だった少年時代を思い出し、誠実な対応をしていくことを願う。