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木村主演「A LIFE」 ドラマ識者から評価ゼロ「主役接待が激しい」

 11日放送のフジテレビ「新・週刊フジテレビ批評」に、ドラマ解説者の木村隆志氏、テレビ誌「週刊ザテレビジョン」編集長の内山一貴氏、ライターの吉田潮氏が出演し、今期のドラマを徹底批評。中でも吉田氏は、木村拓哉主演のTBSドラマ「A LIFE〜愛しき人〜」について「主役接待が激しい」と厳しく批評した。

 番組では、各局の今クールドラマをパネルで紹介。各識者のオススメドラマでは、木村氏が「カルテット」(TBS)「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)「嘘の戦争」(フジテレビ系)、内山編集長が「カルテット」「銀と金」(テレビ東京)「精霊の守り人 悲しき破壊神」(NHK)、吉田氏が「カルテット」「バイプレイヤーズ」「お母さん、娘をやめていいですか?」(NHK)をそれぞれ取り上げた。

 3人の識者は自身がオススメとしてピックアップしたドラマの魅力を解説。その後、司会の渡辺和洋フジテレビアナウンサーから「A LIFE」に関して意見を求められた。

 吉田氏は「日曜劇場でいろいろな予算もあって、期待もあってていう枠ですけど、ちょっと主役接待が激しいかなと…。こんなに主役を立てなきゃいけないのか、そういう物語作りに疑問を感じるんですよね」と木村中心のドラマ制作を厳しく批評。ただ、脇役を務める松山ケンイチと浅野忠信に注目し、「映画では主役級の人が脇につくっていう逆転の発想にはちょっと着目したいんですけど…」とコメントした。

 また、医療ドラマという題材に関しては、「医療の世界を描くにしても、ちょっと中途半端なつまみ食い的な感じもしますね」とチクリ。「病気の人を描くドラマは確実にあっていいんですけど、なんとなく日曜劇場は病気に逃げている印象があって、他で勝負して欲しいなと思っています」と辛辣だった。

 木村氏は「僕の大好きなスタッフの方々が作ってるんですよね。期待していたんですけど、こぢんまりとまとまっちゃったな」とスケールの小ささを指摘。そして、「スーパー外科医を準備してきて、ヒューマンな話、1話完結、難病も出てくるってところで、平均点を取りにいった作品になってしまっているので、ちょっと残念」とオススメドラマとして取り上げなかった理由を述べた。

 同ドラマで、木村拓哉はSMAP解散後に初主演、さらに外科医役初挑戦の医療ドラマということで、放送前から大きな注目を浴びていた。15日に第1話がスタートし、平均視聴率14.2%をマーク。第2話は14.7%、第3話は13.9%、第4話は12.3%だった。民放ドラマの中では暫定首位の視聴率を記録しているが、“視聴率男・木村拓哉主演”ということもあり、ネット上でも厳しい評価となっている。

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