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『3年A組』、視聴率が右肩上がり! 今期ドラマトップの要因は最近では珍しいアレ?

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菅田将暉

 日曜ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)の第7話が17日に放送され、平均視聴率が11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。第6話の11.7%から0.2ポイントのアップ。2週連続で自己最高視聴率を更新した。

 第7話では、一颯(菅田将暉)が、澪奈(上白石萌歌)を陥れるフェイク動画の作成を依頼した犯人が、タレント活動をしていた自称カリスマ教師・武智(田辺誠一)だと指摘。人質の生徒や、SNSで状況を見守るネットユーザーにその証拠を探させるというストーリーになっていた。

 22時半という、若干遅いスタートであるにもかかわらず最新回視聴率では1月期ドラマのトップに立っている本作。その理由のひとつに、原作がないことがあるという。

 「ミステリードラマでは原作モノが多く、ネット上でも簡単に結末を知ることができる。また、“ネタバレ”するネットユーザーによって、意図せずともその先のストーリーを知ってしまうことも多々あります。しかし、本作はオリジナルストーリーのためネタバレは一切ない。視聴者の間ではこの先の結末や黒幕を予想するなどして盛り上がっているようです」(ドラマライター)

 第7話を終え、ネットは「予想合戦」で盛り上がっているという。

 「終盤では武智が逮捕されてしまいましたが、武智のうさんくさいカリスマぶりに以前から視聴者の間では『武智が黒幕だったら普通すぎる』といった声が寄せられていた。それだけに『実は二重人格で、悪いことしてるときは別人格なのでは?』『双子かも』といった声が多々寄せられています。また、澪奈については『実は生きていた説』も出てきました。また、ヒロインの茅野(永野芽郁)も何かしらの情報を持っていることを示唆していた。『本当の黒幕説』も出ていますが、こういった議論は誰も結末を知らないからこそ盛り上がる。今後もさらに盛り上がっていくことは間違いないでしょう」(同)

 果たして視聴者の予想は当たっているのだろうか。今後も注目したい。

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