そのエントリーの中でGACKTは、クアラルンプールの空港でサンローランのバッグを持った若い女性に遭遇したことを明かし、「最近、若い子の身の丈に合っていないブランド志向に気分が悪い」「まったく身の丈に合っていないバッグを20代前半の子達が、持ち歩いているのを見かけるとその子達の稼ぎ方に疑問を覚える」と苦言。「JKビジネスがどうのこうの…とよくニュースでは見かけるが、実際に今の日本は想像以上の売りビジネスが横行している。売れないアイドル・グラドル・モデルの子達も一見、普通の大学生・社会人に見える子達もこういった仕事をやってる子が少なくない」と言い、「自分の身の丈に合っていない買い物をするために売春などを平気でしてしまうおかしな感覚に慣れている子が多すぎる」「デートをして小遣いを貰うという軽いイメージなのだろう」と社会問題ともなっている“パパ活”も批判した。
さらに、GACKTは「海外で身売りをしている子たちは生活ができないからやっているという子が圧倒的に多い」としつつ、「日本では生活ができないから身売りをするのではなく、高価なブランド品を買うために、贅沢な生活をするためにウリに走る」とバッサリ。「世の中の女性たちにはもっと自分を大切にしてもらいたい」とつづっていた。
今月になり、このエントリーについて、「軽々しくパパ活の類に手を出す前に読んでほしい」と一般SNSユーザーが取り上げると、またたく間に文面は拡散。「まさに正論」「確かに若い子のブランド志向はどうかと思うわ」といった称賛の声や、「そもそもその子たちがパパ活やJKビジネスでブランド品買ってるって妄想でしょ?」「買うほうにも問題あると思う」「日本にも貧困でパパ活してしまう子もいる」といった否定的な声が寄せられて賛否両論となり、実際に「パパ活」に身を投じていると思われるSNSユーザーからは、「若い子が自分の時間や体を使ってお金をもらうことのなにが悪いの?」という声も寄せられた。
「先月31日に放送された『ナカイの窓』(日本テレビ系)では、ゲスト出演した女性モデルやタレントらが、芸能界にも“パパ活”が横行していると暴露したことでも話題に。『グラドルは100%やっている』『国民的アイドルも』という断言も物議を醸しました。社会問題となっているパパ活ですが、気軽さゆえにSNS上ではパパ活を正当化する主張をする当事者がいるのも確か。それだけに称賛の声のほか、否定的な声も寄せられてしまったようです」(芸能ライター)
1年半前のエントリーが突如話題になったことについて、「なんで今更?」「1年半前のブログが突然バズるとはGACKTも思ってなかっただろうな」といった声も多々寄せられていたが、それだけ長期間に渡り、JKビジネスなどが問題視され続けているのでは、との見方もあった。
記事内の引用について
GACKT公式ブログより https://ameblo.jp/gackt/