番組冒頭に、「『週刊新潮』バカヤロー。この野郎。テメエ、なんだこの記事はよ」と怒りをぶちまけ、45分にわたって記事の内容に反論した。新潮記者の直撃に対しては、「面白くコメントしたのに一切反映されていない」とし、これに対し田中も「やめちまえって、そいつらみんな。ひどい仕事だよ」と同調した。さらに、記事中に登場する「ウチの息子はバカでどうしようもない」といったフレーズを繰り返す父親の口調に対しては、「ウチのオヤジはそんな喋り方を他人にする人間じゃ絶対なかったし、へりくだるような人ではなかった」と話し、「俺が有名ってだけで死んだあとにまで、オヤジ(の人柄)をこんなふうに世間に広められてしまうのは情けない」と嘆いた。
さらに記事では、国語と英語のマークシートによる一次の学科試験の点数が悪すぎて、大学の内部で太田を合格させられないと問題になったエピソードが記されている。これに対しては、「映画学科と演劇学科を受けてどちらも一次は通っている」とし、学科試験の結果が問題となるのはおかしいと反論した。
太田は、記事の内容は事実無根であるとしながら、今後の対応については考えあぐねているようで、10日金曜日に行われるタイタンライブで何か言及しなければ「逃げた」と言われるだろうし、ネタにすれば「笑いでごまかした」と何をやってもネガティブに解釈されるだろうと憂慮した。これには相方の田中も「逃げ場ないですよ。太田さん」と冷静にツッコミを入れていた。
さらに、放送作家の高田文夫から「(太田は)日芸の後輩だから」と何かと目をかけてもらっていることに触れ、「『先生、裏口です』と言いたいが、このネタがお決まりになるのはやりたくない」と述べ、芸人として今後の出方について悩んでいる様子もうかがえた。