伊集院は5日の開会式を観戦したが、炎天下の中、入場行進のセレモニーを1時間以上にわたって行う大会運営の姿勢に疑問を持ったようだ。偉い人の挨拶も長く、人物紹介とおじぎだけで良いのではないかと提案した。
伊集院は野球ファンとして知られるが、自ら白球を追いかける高校球児でもあった。
「伊集院といえば、東京都立足立新田高校在学中に、落語家の三遊亭圓楽師匠(当時は楽太郎)に弟子入りし、そのまま高校を中退しています。師匠の名前から一文字の“楽”を取り、学校を辞めているので“落第”とかけた三遊亭楽大の名前をもらいますが、二つ目で廃業しています。学校へはほとんど通っていないといった不登校、引きこもりのイメージが強いですが、野球部に所属していました」(芸能ライター)
ならば、野球少年伊集院はどのような活躍を見せていたのだろうか。
「当時から太った体型だったので、定番のキャッチャーをやらされていたようですね。さらに足のサイズが30.5センチもあり、市販品では入らないため、ロッテの助っ人外人用の特注品を手に入れて使っていたそうです。高校野球最後の試合では、3塁にいた先輩がタッチアウトになり、ネクストバッターズサークルに代打でいた自分の番まで回ってこなかったそうです。伊集院はよくラジオでトラウマトークをしますが、野球部ネタもそのひとつでしょう」(前出・同)
それでも元高校球児として、彼らの気持ちもわかるからこそ、今の高校野球のあり方に疑問を呈したのだろう。伊集院の思いが大会運営側に伝わることを願いたい。