新井氏は5日にツイッターを更新。「日付変わりまして午前零時、Next zero's teatime のお時間です」と前置きし、「なんとまたまた青山先生からプロットを頂きました!」と原作者・青山剛昌氏が修正を加えた『名探偵コナン ゼロの日常』のプロットを数カット分公開した。プロットはスピンオフ漫画の主人公・安室透と、安室がバイトしている喫茶店・ポアロの店員の梓が笑い合ったり、客の女性と仲良く話す安室に梓がムッとしたりしているカットを含めた数点。新井氏は「14ページまるまる梓さんと安室さんがすごすポアロでの穏やかな時間、今週水曜の少年サンデー合併号をお楽しみに!」と『名探偵コナン ゼロの日常』が表紙と巻頭カラーを飾る8日発売の「週刊少年サンデー」37・38合併号を宣伝していた。
しかし、このプロットのイラストが『名探偵コナン』ファンの間で物議に。新井氏のツイッターには、「安室さんと梓さんがいちゃついてるの辛い」「安室さんの恋人は国じゃないんですか?せっかく貢いできたのに梓さんとだけは恋人にならないでください」「安室さんと梓さんの絡みを見ると心が痛みます…」といった声が殺到し、炎上する事態になっている。
「さまざまなメディアを通じて行われるファンによる人気投票では、毎回のように1位に輝いている安室透。今年公開された映画『名探偵コナン ゼロの執行人』では、安室が『僕の恋人はこの国さ!』と宣言するシーンがありました。イケメンで何でもできつつ陰もあるという、完璧なキャラクターの安室の人気は年々勢いを増しており、彼と一番近しい距離にいる梓を敵対視する女性ファンは少なくないといいます」(映画ライター)
しかし、新井氏へのリプライの中には、「作者が生み出すものを否定するって作品を冒涜してることと同じでは?」「安室さんは二次元アイドルじゃないんだよ?」という炎上に対する呆れ声のほか、純粋に作品を楽しみにする声も多々見られた。
新井氏は炎上を受け、再びツイッターを更新。「沢山の貴重なご意見ありがとうございます!」としつつ、予告について「青山先生に修正していただいた赤ペン画をなるべく余すところなく皆様に見ていただきたいと思い 始めたもの」と説明した。また、「自分の載せかたがへたくそなせいであらぬ心配を読者の皆様におかけしたようで反省しております」と騒動を謝罪し、今後も修正画をアップしていくことを宣言。ファンからはフォローや応援の声が多く集まっていた。
記事内の引用について
新井隆広公式ツイッターより https://twitter.com/pyonpyon6