由利匡平(横浜流星)の東大入試直前に、春見順子(深田恭子)が事故に遭い意識不明となってしまった最終回。由利は何とか受験を終え、順子も意識を取り戻すも、由利は順子よりも受験を優先してしまった罪悪感から受験後も連絡が取れず。一方、順子は由利への自身の気持ちに気づき、八雲雅志(永山絢斗)のプロポーズを断り――という展開だった。
これまで女性視聴者の厚い支持を得ていた本作。男性キャストそれぞれ違う魅力を絶賛する声も多く集まっていたが、放送後、視聴者からは「最後の最後にこれは残念」「がっかり最終回と言わざるを得ない」「ここまで面白かったからこそ、この最終回は嫌だな」といった声が聞かれた。
「結果的に由利は東大に合格し、順子に改めて告白するも、順子は年の差を理由に告白を拒絶しました。しかし、その後も悩み続けた順子は仲間の前で由利と別れた事情を話したことで、あらためて自身の気持ちに気づくことに。翌日、東大の教室に乗り込み、『確認したいんだけど、本当に私でいいの?』と今度は順子から由利に告白。教室内でキスをし、ふたりは結ばれました」(芸能ライター)
しかし、ここまで来て順子が年の差で悩んで尺多く使ったことや、ラストシーンが急ぎ足になったことについて、視聴者から不満の声が続出。また、教室内でのキスについて、「他の女子学生に対する順子のマウンティングなのでは?」「順子はそんなことしない。キャラクターが崩壊した」といった指摘も出ていた。
「前クールの同枠『中学聖日記』(TBS系)も、女性視聴者からの強い支持を得ていたものの、最終回ギリギリでふたりが結ばれるというラストに『ガッカリ』という声が上がってしました。今回も終了2分前でのキスシーンに対する不満の声も多く、『くっついてからのラブラブなシーンをもっと観たいのに』『2クール連続急ぎ足で残念』という意見が噴出していました」(同)
紆余曲折あって結ばれた2人だからこそ、想いが通じ合ったあとの余韻を楽しみたいと思う視聴者は決して少なくないようだ。