3人のイケメンがそれぞれ順子に片思いし、その恋の行方に注目が集まっている本作。第8話では文科省に勤める匡平(横浜流星)の父が汚職に巻き込まれ、匡平は受験どころではなくなってしまう。順子(深田恭子)らはフォローに画策するが、実はその事件の原因となった吉川大臣(平泉成)は山下(中村倫也)の前妻の父親。山下は前妻と復縁し、政治家に転身することを条件に吉川大臣に罪を認めさせ、事件が匡平の父に飛び火することを防ぐ――という展開になった。
原作者の持田あきもツイッター上で展開を実況。「今日はこれが観られたから向こう1ヶ月は不平不満を言わずにがんばります」と絶賛していた第9話だが、ライバル3人のうちから山下が順子と匡平のことを思い、脱落するという展開。視聴者からは「一番応援してたから辛い」「山下ロス!」という声が聞かれているが、一方ではある懸念もささやかれているという。
「実は今回、視聴者の間では『花晴れみたいにならないで』『花晴れの悪夢がよみがえる』といった声が出ています。昨年4月期に放送された『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』(同)ですが、最終回では音(杉咲花)をめぐるライバル同士だった晴(平野紫耀)と天馬(中川大志)のバトルで幕を閉じ、天馬が背中を押す形で音が晴に会いに行くというラストでした。しかし、ラストはなぜかふたりの空想に始終し、実際に会うシーンは放送されず。さらに音がこれまでについて『たくさん回り道をした』と振り返ったことで、『天馬くんとの時間は無駄だったってこと?』『消去法で相手を選ぶようなやり方どうなの?』などと不満が噴出しました。『花晴れ』と『はじこい』は視聴者層が重複していることもあり、“ライバルの自己犠牲の上に成り立つ恋”という共通点が『花晴れ』を連想させたようです」(ドラマライター)
果たして順子が匡平か雅志を自ら選ぶことはあるのか。それとも自然にどちらかが脱落してしまうのか。後者の場合、視聴者からの不満の声は避けられないが、果たして――。
記事内の引用について
持田あき公式ツイッターより https://twitter.com/aki_mochida