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サッカーに興味のない松本人志&太田光の疑問と嫌悪感が“W杯”で現実に!

 6月12日に開幕したサッカー「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル大会」。連日、激闘が繰り広げられ、世界中が“W杯フィーバー”に沸いている。オランダの圧倒的な攻撃力、王者スペインのグループリーグ敗退、ポルトガルの惨敗、メキシコの健闘など、毎日刺激的なトピックスが報じられ、日本国内のテレビ番組でもサッカーファンである多くの芸能人がW杯の興奮を伝えている。しかし、一方でサッカーに興味のないお笑い芸人もいる。

 ダウンタウンの松本人志は、格闘技以外のスポーツについてほとんど興味を持っておらず、サッカーには「ボール飛んで来たとき、たまたま、そこおったみたいな感じじゃんな!!」とラジオ番組「放送室」で語っていた。また、ルールが曖昧な点に最も納得いっていないようで、「俺、ルール知らんけど、よく『笛は鳴ら…ない〜』とか…何やのそれ!? 鳴るか鳴れへんか誰にもわからへんの?」と疑問を爆発させていた。同番組でパーソナリティーを務めていた放送作家の高須光聖が「審判が決めるやん」と説明すると、「そんなんおかしいやん。きっちりしたいな。痛くないのに痛がってたりするんやろ!?」と反論していた。最近でもフジテレビの「ワイドナショー」で“W杯”の話題になると、「よく知らない」と発言していた。

 爆笑問題の太田光は、サッカーそのものではなく“W杯フィーバーに沸く人々”に対して嫌悪感を示していた。「2014 FIFA ワールドカップ ブラジル大会」の日本代表メンバーが発表された際には、ラジオ番組「爆笑問題のカーボーイ」で「アレ、相当な騒ぎになってるんでしょ!? 何の興味もないんですけど。今からワールドカップが憂鬱。あの気持ち悪い騒ぎがくるかと思うと…。『え!? 観てないの?』っていう雰囲気がさ」とボロクソだった。

 確かに興味のない人にとっては、オフサイドなどルールが分りづらい部分もある。特に、ブラジルVSクロアチア戦で西村雄一主審がPKを与えたシーンは、世界中で物議を醸した。ネット上でも「アレはPK」「PKではない」など激しい議論が交わされた。この騒動は、まさに松本が指摘する問題そのものだ。

 一方で太田が嫌悪感を示していた部分では、15日に行われた日本VSコートジボワール戦後に、渋谷のスクランブル交差点で、W杯フィーバーに沸く野次馬たちが、日本が敗戦したのにもかかわらず、通行人とハイタッチをするなど大騒ぎ。通行人の女性に痴漢した40歳の無職男性が逮捕される事件も発生した。

 2人の疑問と嫌悪感も決して的外れではない。今後もアンチの立場として、しっかり主張して欲しい。

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