事件の概要は、7年前に長野県の特別養護老人ホームで、ドーナツを食べた入居者が、喉に詰まらせて約1か月後に死亡する事件が起こった。准看護師がおやつの確認を怠ったとして、業務上過失致死の罪に問われている。1審では、准看護師の過失を認め罰金20万円の有罪判決が下された。准看護師は無罪を主張している。死因がドーナツを喉に詰まらせたものなのか、別の要因があるかが争点となっている。
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これに対し、ひろゆき氏は「ドーナツ食べさせたら、有罪になる介護職。月給20万以下で我慢し全くミスしない人だけ介護職になれます」と皮肉った。介護職と言えば、離職率も高く、激務、薄給といったブラックな実態が取り沙汰されている。ひろゆき氏の書き込みは、こうした現状を受けてのものだろう。
ネット上では「こうなると介護職は高額なサービスにしていくしかないですね。安月給なんかじゃやってられない」「こうやって、将来介護職になりたいと思う人が減ることで、若者が老いた時に劣悪なサービスが残っていくのかな」といった、業界に同情的な声が聞かれた。さらには「なんかの力が働いてます?」といった、事件の背景に陰謀論を見るネットの声も見られた。
さらに、ひろゆき氏は「そして、死因がドーナツではないという証拠は採用されない様子」と書き込み、入居者の死亡原因はドーナツの誤飲による窒息ではなく、脳梗塞ではないかと医師が指摘した記事の文章も取り上げている。
被告が無罪を主張し全面的に争っている事件であり、なおかつこれからの日本の超高齢化社会においては、こうした事案は無数に生ずる可能性もあるだけに、判決は注目を集めそうだ。
ひろゆき氏は、皮肉こそ効かせているものの、矛盾や疑問点もズバリと突いており、いつもの「ひろゆき節」が炸裂といったところではないだろうか。
記事内の引用について
ひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hiroyuki_ni