ハードヒットでは持ち点5点のロストポイント制を導入し、ダウン、ロープエスケープで1点減点するなど、旧UWFスタイルを踏襲する。高木は「UWF誕生から20年。あのスタイルは現代にも通用する」とかつて憧れたUWFの再興を大会コンセプトに掲げる。
旗揚げ戦にはUWFインターナショナルなどでレフェリーを務めていた和田良覚、選手としては元リングスの長井満也が参戦するなど「U」の香りを随所に漂わせるが、高木は「UWFの進化形」として通常のプロレスと同じく3カウント制も導入するという。
高木は「あくまでもプロレス。ラリアート、ドロップキックにこだわっていく」と、この日の練習でもサンドバックに強烈なドロップキックをたたき込んでいた。一大ムーブメントを作り上げたUWF。高木の手によって進化した姿でよみがえることになりそうだ。