本プロジェクトは、今後アフリカを始めとする発展途上国にて、DMM.comが運営するインキュベーションセンター「DMM.make AKIBA」で扱っている日本の最新技術を導入し、事業化していくために発足したプロジェクト。DMM.Africaは、インフラがまだ発展途上であるアフリカ各国に日本の技術を提供することで、生活を豊かにしていくべく、アフリカ各国の政府や現地の企業に対して技術支援を行ったり、アフリカ進出を考えている日本企業の支援をしていくことを考えている。
DMM.Africaは今後の目標として、5億円の予算をかけて海外事業で働ける人材を国籍問わず50名雇用し、タンザニア・ケニア・ルワンダ・ザンビア・ジンバブエ・ガーナを活動拠点とし、5年間で100億円ほどの事業展開をしていくことを掲げている。
その活動の一つ目として、2016年4月26日(火)に国際連合工業開発機関(UNIDO)の協力のもと、アフリカ各国の駐日大使館員を対象とした「DMM.make AKIBA」見学会を実施。当日は1名の大使を含む合計15カ国、19名のアフリカ駐日大使館員を招き、最新技術を活用した企業の製品や3Dプリンターの技術を利用して製作した製品を披露した。
各国のアフリカ駐日大使館員らは、「DMM.make AKIBAのように個人のスタートアップを支援する施設があることは素晴らしい。DMM.make AKIBAにて取り扱っている技術はアフリカ各国でのさまざまな事業展開の可能性があり、アフリカの未来が広がるかもしれない」とコメントしていた。